帝王切開が怖い人必見!麻酔~手術までの手順を見直してみよう

帝王切開が怖い

帝王切開は誰でも行われる可能性があるのに、あまり意識していない方が多いように思います。今では6人に1人が帝王切開だともいわれており、それほど特別なものでは無いのです。帝王切開はママや赤ちゃんを守るために必要なことですから、妊娠中の方はどのようなケースで手術が必要となるのか、そして手術の手順をチェックしてみましょう。
帝王切開が怖いと感じる人も、事前に手順を確認しておけば不安は取り除くことができます。帝王切開には事前に予定して行われるものだけでなく、緊急帝王切開になることもあるため、すべての妊婦さんは知識として取り入れておいたほうが安心です。

帝王切開はこんなときに行われる

帝王切開は主に2つに分けられます。緊急帝王切開は、赤ちゃんやママに異常があり緊急で自然分娩から切り替える方法です。突然のことで医師からの説明も詳しく聞いている暇がありません。予定帝王切開とは予めわかっている問題に対処するために行うものです。

・緊急帝王切開

赤ちゃんの心拍数が低下し命に危険が及ぶとき、胎盤の機能が低下して正常な妊娠を続けられないとき、分娩が途中で止まってしまったときなどです。前置胎盤やさかごででは予定帝王切開となりますが、その前に破水や出血すれば緊急帝王切開に切り替わります。母体が急変した場合や、常位胎盤早期剥離、臍帯脱出などでも行われます。

・予定帝王切開

多胎妊娠やさかご、前置胎盤や低置胎盤、重症の妊娠高血圧症候群や母体に持病がある場合などに行われています。過去のお産で帝王切開の場合も、リスクをできるだけ避けるために、今回も帝王切開となるケースが多くなっています。

帝王切開の麻酔方法

帝王切開の麻酔
帝王切開では腰椎麻酔や硬膜外麻酔が利用されることになり、下半身のみの部分麻酔で出産の瞬間はわかります。痛みや感覚は感じることはできませんが、赤ちゃんの産声は聞くことができるため、ママになった喜びを感じられます。

・全身麻酔

あまり行われませんが、ほかにも緊急手術などが必要な場合は全身麻酔の場合もあります。静脈に麻酔を入れながら、呼吸により麻酔のガスを吸わせる方法で、ママは眠ったままです。

・腰椎麻酔や硬膜外麻酔

帝王切開で一般的に行われる麻酔方法です。腰椎麻酔とは、腰椎のくも膜下腔に麻酔を注入する方法です。硬膜外麻酔とは、腰椎を包んでいる硬膜外腔に麻酔を注入する方法です。どちらも下半身のみの感覚が麻痺し、意識は保つことができ周りの声は聞こえます。

帝王切開手術の流れ

帝王切開の手術
帝王切開になったら医師から説明を受けます。ママや赤ちゃんに危険性が及ぶことを説明され、同意書にサインをしてから手術に入ります。本人が説明を受けたり同意書にサインができなければ、家族が受けることになります。

1・血管確保

手術前には万が一の際のために血管を確保しておきます。点滴はしていますが、薬は入っていません。手術前に検査が必要な場合は、心電図検査や血液検査などが行われることもあります。手術後下半身に血液が溜まり、血栓ができたりしないよう、弾性ストッキングを履くよう言われることもあります。

スポンサーリンク

2・麻酔をする

静脈の麻酔の場合は点滴から注入し、吸い込む麻酔は口にカバーを当てると意識が無くなります。硬膜外麻酔や腰椎麻酔は背中を丸めてから麻酔を注入します。麻酔はきちんと効いているか医師がチェックしていますから、手術中に痛みを感じることはありません。もし麻酔が効いていないようなら早めに伝え、麻酔の量を多くしてもらうことができます。

3・切開する

お腹全体を消毒したら切開をはじめます。お腹は横に切るほうが傷が目立たなくて良いのですが、緊急時は縦に切ることもあります。縦のほうが赤ちゃんを短時間で取り出すことができるため、切開の方法は医師に任せましょう。お腹の傷は10cmくらいで、お腹の表面、腹壁、筋膜、腹膜、子宮壁の順で切開していきます。

4・赤ちゃんを取り出す

卵膜を破り赤ちゃんを取り出したら、へその緒を切ります。切開から赤ちゃんが誕生するまではわずか5分程度ですぐに済みます。赤ちゃんがお腹から出たら、産声を上げるのを聞いておきましょう。もし赤ちゃんが泣かないようなら、小児科の医師が素早く対処してくれます。

5・縫合

子宮内部から卵膜や胎盤を剥がしたら、切開した手順とは逆に縫合していきます。海外の医療ドラマでもよく見かける、ホッチキスのような器具で皮膚を留めることもあります。

6・帝王切開の終了

手術が終えたらしばらくは部屋で休みます。麻酔は1時間半くらいで切れてきますから、痛みがあるようなら痛み止めをもらっておきます。

帝王切開の費用

医療費のみで考えると自然分娩よりも費用が高額になります。自然分娩よりも入院日数が2~10日くらいは伸び、その分プラスされると考えておきましょう。ただし帝王切開の手術自体は健康保険が使えるため、出産にかかる費用は自然分娩より多少割高になる程度か、病院によっては同程度のところもあります。

自然分娩は40~70万円程度で、帝王切開は40~100万円くらい見ておくとよいでしょう。帝王切開のうち、手術自体は保険が適用され22~24万円くらいの3割負担となり、手術費用自体はあまり高額にはなりません。それ以外の入院費用は保険が使えないため、1日1万円くらいはプラスされると見ておきましょう。

帝王切開後のトラブル

お腹を切開しているわけですから、くしゃみしたときに痛みを感じる人もいます。ほかにも治りかけで傷跡が痒くなったりする人もいます。今は抗生物質もあるため化膿することは少なく、感染症にかかることはありません。産後にはさらし、骨盤ベルトや、トコちゃんベルトを巻いておく人もいるようです。

帝王切開後の痛みはロキソニンを処方してくれるため、痛みはある程度軽減することはできます。それでも傷がある場所は引きつれたようになるため、しばらくは傷口がつっぱった感じになります。上の子をだっこしたりすると痛みが出ることがありますから、しばらくは避けましょう。

まとめ

帝王切開だとママになった実感がわかない、手術が怖いと感じる人もいるかもしれません。麻酔をしているため痛みを感じないだけで、赤ちゃんの産声は聞くことができ、ママになった実感はあります。手術自体は外科手術の中では簡単なもので、お腹を開いて赤ちゃんを取り出し、子宮内容物を取り出したらお腹を閉じるだけです。どうしても手術が怖い方は、全身麻酔を取り入れる方法もありますから、医師に相談してみましょう。


続けやすい葉酸サプリとは?

葉酸サプリ妊娠中に必要な葉酸サプリは1,800円で買えて、定期購入の縛りがない商品を選びました。

詳細はこちらから
AFC葉酸サプリ

関連記事

珍しい出産法を選んでみる?こんな出産やりたい!という方法

後産出ない

後産が出ないときどのくらいで出る?痛いという声もある後産について

若い年齢での出産は実際どうなのか?

出産準備で洗浄綿の必要性は?と思ったら見るまとめ

妊娠中の内診後の出血!内診グリグリって?

陣痛促進剤のリスクとは?「安全に出産するため」に覚えておきたいこと