妊娠中の薬の服用の注意点と、サプリメントの上手な付き合い方

妊娠中の薬

妊娠中でも必要な場合は、医師から薬が処方されることがあります。妊娠中は薬を1度でも飲むのが心配という方もいるかもしれませんが、病気がある方や、不快な症状を取り除くためには必要なケースも見られます。妊娠中に飲める薬はありますが、自分でも簡単に妊娠と薬の関係性を理解しておきましょう。
また、妊娠中は栄養不足を補うために、サプリメントを飲む人も多いと思われますので、薬以外にもサプリメントの基礎知識も身につけておきましょう。

妊娠中の薬・サプリメントの影響とは?

・影響を防ぐためには?

妊娠中は薬を飲む時期により影響が変わります。そのため薬を処方する医師は、妊娠が何ヶ月目なのかを聞いてから、必要な薬を処方します。サプリメントは自分で選ぶことになりますから、その場合も妊娠何ヶ月目なのかを理解しておくとよいでしょう。

・処方薬は安全?

市販の薬だから危険、処方薬だから安全ということはありません。市販の薬は誰でも安全に使うことができるよう、処方薬より薬が弱くつくられています。だからといって飲んでも安全なのではなく、妊娠中は薬の成分に注意して医師が処方する必要があります。

・妊娠前に飲んだ薬の影響は?

市販の薬の場合、薬の作用が弱くつくられているため、妊娠がわかる前に飲んでしまっても、影響はほとんどありません。頭痛持ちで薬を乱用していたとなると別ですが、体調不良で風邪薬を数日ほど飲んだくらいでは影響が出にくくなっています。心配なら産婦人科の医師に伝えて、判断してもらいましょう。

胎児の大きさと薬の影響一覧

妊娠週数胎児の成長薬の影響
0週~3週受精は妊娠2週頃、着床は妊娠3週頃です。赤ちゃんの体はほとんどつくられていないため、影響は無いと思って大丈夫です。
4週~7週赤ちゃんの中枢神経や心臓などの器官が形成されます。目や手足などもつくられるため、重要な時期です。重要な器官が形成される時期ですから、薬の服用に最も注意すべき時期です。
8週~11週重要な器官の形成はほぼ終了し、手足は耳や口などの部分が形成されていきます。まだまだ油断は禁物です。細かい部分が形成される時期なので、できるだけ薬の影響を減らすようにしましょう。
12週~15週器官形成は終了しています。しかし、また一部つくられていないところもあります。この頃になると薬の影響はごくわずかになります。しかし、まだ形成中の器官はありますから、医師の指示を守り服用するようにしましょう。
16週~17週器官形成が終了し、器官の発達が充実していきます。赤ちゃんの器官の形成は終了している段階のため心配する必要はありません。しかし、形成に対する異常の心配は無くなりましたが、発達に対する影響が出る恐れがある薬には注意が必要です。

産婦人科で処方される薬の種類

産婦人科で処方される薬
産婦人科で処方される薬は、妊娠に影響を及ぼす恐れがある症状に対する場合です。持病がある方は、かかりつけの医師に相談し、妊娠していることを伝えましょう。産婦人科の医師の専門は産婦人科ですから、内科などの薬をすべて把握しているわけではないため、持病をお持ちの方はやはりその科の専門医に診てもらったほうが安心です。

・子宮収縮抑制剤

お腹が張っていたり、子宮口が開いているときに処方されます。早産や流産などを防ぐための薬です。この薬を飲みながら自宅で安静にしていると、妊娠が継続できる可能性があります。

・鉄剤

妊婦さんは貧血になりやすいため、鉄剤が処方されることがあります。血液検査で鉄分が不足し貧血になっていると見られる場合に、処方されます。

・抗菌剤

細菌感染などにかかったときには、抗菌剤が使われます。真菌やウイルス感染でも必要な場合は処方されます。

・便秘薬

妊婦さんが便秘になったら、産婦人科の医師に相談しましょう。市販の便秘薬を使うより、処方薬のほうが安心して使えます。便秘薬のなかには子宮を収縮させるものもあるため、市販薬は使わないようにしましょう。

処方薬との上手い付き合い方

妊娠中と薬
医師から必要な処方薬を出されたら、上手く付き合うようにしましょう。必要な場合のみ出されている薬ですから、勝手に危険と思い込んで飲まないのはかえってよくありません。

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・薬はちゃんと飲む

薬は飲まないほうが赤ちゃんのためになると、勘違いしている人もいます。病院から出された薬は、母体の健康を守るためです。母体が不健康だと赤ちゃんにも影響が出ることがあるため、不快な症状を我慢して飲まないのはよくありません。

・飲みたくないなら相談して

どうしても薬の影響が心配で飲みたいないと感じるなら、必ず医師に相談しましょう。母体の健康を守れるなら処方を中止してくれるときもあれば、医師や薬剤師の方が詳しく説明してくれます。知識が無いからこそ不安になるのですから、きちんと相談しましょう。

妊娠中の薬の素朴な疑問

妊娠と喘息

・目薬や点鼻薬

局所的に効くものですから、赤ちゃんに伝わる量はごくわずかです。持病をお持ちの方は、医師に相談しておきましょう。

・歯医者の麻酔や痛み止め

妊娠中でも歯医者に通うことはあります。きちんと妊娠していることを伝えて、歯医者で必要だと判断された麻酔、痛み止めはとくに問題はありません。麻酔は局所麻酔のため影響は少なく、鎮痛剤は妊娠中でも飲める薬を処方してくれます。鎮痛剤は痛みがあるときに飲む薬ですから、痛みが無ければ飲まなくてOKです。

・湿布

湿布の成分によっては赤ちゃんに影響を及ぼすものもあります。湿布薬や、塗布するタイプの湿布薬でも、使用前に薬剤師か医師に相談しましょう。インドメタシンは妊娠中に使用しないほうがいいでしょう。

・ぜんそくの薬

喘息の場合は、妊娠中にも喘息のコントロールがとても大切です。万が一出産時に発作が起きてしまうと、出産どころではなくなってしまうからです。喘息の吸入ステロイド薬は局所性となっており、赤ちゃんに伝わる量は少なくなっています。飲み薬が必要なほどの喘息の方は、医師と相談しながら喘息の発作を止めるほうが重要となります。

妊娠中のサプリメントの利用方法

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妊娠中の栄養は3食の食事でとるのが基本です。足りないものだけをサプリメントに頼るようにしましょう。サプリメントは手軽な栄養補給にはなりますが、必要のない栄養まで摂取してしまうこともあるため、使いすぎに注意が必要です。

・葉酸サプリ

ビタミンB群の一種である葉酸は、妊娠初期に不足すると二分脊椎の影響が起こりやすく、神経管閉鎖のリスクがあります。妊娠前から飲みながら、妊娠初期に赤ちゃんの問題リスクを減らす方もいます。妊娠中は1日1mg(1000μg)を上限にしましょう。

・鉄分サプリ

葉酸サプリにも貧血を予防する働きがあるため、葉酸サプリを飲んでいる方は不要な場合があります。それでも貧血しやすいなら、鉄分の吸収を高めるビタミンCと合わせて摂取してみましょう。

・カルシウム

妊娠中は赤ちゃんのほうに栄養を取られ、母体の骨密度に影響をおぼよす恐れがあります。食べ物からとるのを優先しながら、不足しやすいならサプリメントでとるのも良いでしょう。

・マルチビタミン

いろいろなビタミンが含まれているマルチビタミンは、妊娠中はお休みしましょう。過剰摂取で赤ちゃんに影響が出る恐れがあるビタミンAが含まれていることも多いためです。

まとめ

薬やサプリメントの影響をざっと紹介しましたが、妊娠中はこのくらいの基礎知識を身につけるだけで大丈夫です。不安なことは医師や薬剤師の方に相談しながら、上手く薬と付き合いましょう。サプリメントを買う場合は、薬局や薬店にいる薬剤師の方に相談すると、妊娠中に必要な栄養素がわかったり、不要なサプリメントを避けることができます。ネットなどを利用しサプリメントを通販する場合は、成分をチェックしてから飲むようにしましょう。


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