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胎盤の病気の種類4つ!ちゃんと知りたいトラブル

胎盤のトラブル

胎盤は赤ちゃんに栄養を届けたり、老廃物を回収するなど重要な器官です。この部分に病気が発生してしまえば、赤ちゃんにも影響が及ぶ危険性もあるため注意しなければなりません。胎盤の病気にも様々なものがあるため、ママは覚えておきましょう。

胎盤とは?

胎盤とは?
胎盤は妊娠14~16週ころに完成し、赤ちゃんに栄養や酸素を届け、老廃物などの不要なものを受け取る働きがあります。さらに有害物質を遮断する働きを持っており、赤ちゃんを守る役割があります。

ママ側は絨毛間腔と呼ばれる血液で満たされた部分があり、そこには赤ちゃん側にある毛細血管の絨毛が広がっています。赤ちゃんへは絨毛から臍帯を通して繋がっており、様々なものが受け渡たされています。

大きさ・・・15~18cm
厚さ・・・1.5~2cm
重さ・・・500g前後

胎盤の働き

ママから栄養や酸素を受け取り、老廃物や二酸化炭素の交換もしています。胎盤にはフィルターの役割もあるため、ママと赤ちゃんの血液が直接混じりあうことは無いのです。このフィルターは赤ちゃんにとって有害な物質も遮断しているため、胎盤が完成すれば大きな分子は遮断され伝わりにくくなります。しかし、このフィルターも完全とはいえず、アルコールやニコチンは通してしまうため注意しましょう。

胎盤の病気5つ

胎盤の病気

常位胎盤早期剥離

母子の命に関わる重大な胎盤の問題です。分娩前に胎盤が剥がれてしまうため、胎盤が正常に機能せず赤ちゃんの成長に影響を及ぼします。胎盤と子宮壁の間には血液が溜まり、母体は痛みを感じ、お腹が硬くなるのが特徴です。

原因は不明なことが多くなっていますが、妊娠高血圧症候群によるものや、お腹を強く打ったことが原因のひとつだと考えられています。子宮の収縮、激痛、お腹が硬くなるなどの症状がある場合は注意が必要です。胎動が感じられなくなれば赤ちゃんにも影響が出ているため、早めに診察してもらう必要があります。

子宮内の大出血を伴うことがありますので、その場合は母子とともに危険が高まります。危険性が高い場合は帝王切開で緊急手術が必要となる可能性が出てきます。

・休んでもお腹の張りが何度も起こる
・動けないほどの激しい痛みを感じる
・お腹がカチカチに硬くなる

前置胎盤

正常な胎盤は子宮の上のほうにありますが、前置胎盤は下のほうにずれている状態です。胎盤が子宮口にかかっていたり、一部が覆っているなど症状は様々です。子宮口を覆っているケースを前置胎盤、胎盤の位置が低い場合は低置胎盤と呼びます。

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なぜ前置胎盤になるかは詳しいことはわかっていません。しかし、受精卵が低い位置で着床したことが原因ではないかと考えられています。または過去の子宮手術により、内膜の状態が悪ければ、受精卵は低い位置でしか着床できないこともあります。

前置胎盤だと診断された場合は大出血に注意が必要です。胎盤と子宮壁とがずれると大出血を起こし、早産に繋がる可能性があります。そのため前置胎盤と診断された場合は、少量でも出血があるなら早めに受診してください。場合によっては入院が必要となり、帝王切開の手術となるケースも見られています。

・胎盤の位置がどこなのか注意しよう
・子宮が大きくなるにつれて問題ないことも
・少量の出血は受診がおすすめ
・大量出血は母子とともに注意が必要

胎盤機能不全

胎盤の機能が低下して、赤ちゃんに酸素や栄養が届かなくなるトラブルです。赤ちゃんの成長が悪い場合は注意が必要です。原因は妊娠高血圧症候群や糖尿病などが考えられます。妊娠予定日を過ぎてもお産が始まらない場合も起こりやすいため、経過をよく見ておく必要があります。

胎盤の機能が低下すると、赤ちゃんの成長にも影響を及ぼすため、機能が低下する前に分娩を誘発します。通常の分娩が難しい場合は、帝王切開の手術が必要となるケースも見られています。

・出産予定日を過ぎると注意
・赤ちゃんの発育に問題が出やすい

癒着胎盤

子宮の手術歴がある方、前置胎盤の方は子宮が癒着してしまうことがあります。通常は分娩が終わると、後産として胎盤が剥がれ落ちます。しかし、胎盤が癒着している場合は、子宮壁に胎盤がくっついているため問題が生じます。

原因は手術後に見られる人が多いことから、子宮筋腫などの病気や流産後の手術、帝王切開でも影響が出やすいと考えられています。子宮に問題が見られている方、前置胎盤の方も注意が必要です。

子宮の癒着が軽ければ人工的に剥がすだけで問題ないこともあります。しかし癒着が酷くなれば手で剥がすことは難しく、その場合は子宮を提出するケースも見られます。たたし、ここまでの癒着は稀で、手で剥がれるケースが多くなっています。

・手術経験がある方は注意
・前置胎盤といわれたらリスクがある
・手で剥がれる場合もある

まとめ

胎盤の病気や異常は、赤ちゃんの成長にも影響を及ぼしやすくなるため、何らかのトラブルがある方はチェックしてみましょう。しかし、問題が出ても早期に発見し、適切に管理すれば問題ないこともありますから、医師の話をよく聞いて適切な対処をしてもらうことが大切です。

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