これからママになる人のための情報サイト「ママ104」

こっそり教える!妊娠中の貧血の症状と対策とは?初期~後期までの食事と数値

妊娠と貧血

妊娠中は初期~後期にかけて貧血を起こす人が出てきます。赤ちゃんに優先して血液が届けられるため、血液が薄くなり母体の栄養素が不足してしまうからです。この症状は胎盤ができあがる前から実感しやすく、出産まで続く人もいるため適切な対処方法を覚えておきましょう。

1・妊娠中に必要な鉄分

妊娠と鉄分
妊娠中の貧血対策として一番重要となるのが鉄分の補給です。赤ちゃんに血液が集中し水っぽくなり、母体は鉄分が不足してしまうからです。赤ちゃんには酸素や栄養を優先的に届けなければならず、どうしても母体の鉄分は足りなくなってしまいます。

こまめに摂取する

鉄分は一気に摂取しても吸収できる割合が限られています。そのため食事から鉄分を摂取する場合は、1日3食に分けてバランスよく補うことが大切です。一定以上の鉄分は体外に排出さます。毎日鉄分の摂取を気をつけながら、できるだけ1日の中でもバランスよく補えるようにします。

鉄分の吸収を高める

鉄分のようなミネラルはもともとからだに吸収しにくい性質を持ちます。ミネラルと相性が良いのはたんぱく質・ビタミンCです。お肉や魚、大豆食品などからたんぱく質を摂取し、野菜や果物なども組み合わせましょう。

妊娠中で適切な数値

妊娠中に赤血球の製造が追いつかなくなると、鉄欠乏性貧血になります。ヘモグロビン値で11g/dl未満の場合貧血だと診断されます。軽い貧血程度なら食事を改善させれば問題ないこともあるのですが、重症化すると鉄剤の服用が必要となります。数値は血液量が多くなる妊娠後期のほうが少なくなるため、血液検査の結果を自分でも理解できるようにしておきましょう。

お腹の赤ちゃんに影響はある?

気になるのが母体が貧血になると、お腹の赤ちゃんにも影響があるのか?ではないでしょうか。血流は赤ちゃんのほうに優先的に届けられるため、母体が貧血ぎみでも影響はありません。貧血になると問題がでるのは母体のほうで、ママは立ちくらみやめまいが起きたり、疲れやすくなったりします。

鉄剤の服用の注意点とは?

貧血が酷くなると鉄剤が処方されます。しかし、鉄剤を飲んでいても貧血が改善されないようなら、食生活に注意する必要があります。なぜならお茶に含まれるタンニンが鉄分と結合し、吸収を妨げてしまうからです。緑茶や紅茶などのお茶類と一緒に鉄剤を飲むのを避けてください。お茶をどうしても一緒に飲みたい場合は、タンニンの影響が少ない鉄剤を処方してもらうよう、医師に相談しましょう。

鉄剤を飲むと便秘になるけど?

鉄剤は便秘になる副作用があります。鉄剤は消化器官に負担をかけることがあるため、消化不良になり便秘になる方がいます。それでなくても妊娠中は便秘になりやすいのですから、鉄剤を飲んでさらに便秘になるのは避けたいはず。便秘以外にも下痢、胃のムカムカなどの症状が出ることもあります。その場合は食事療法に切り換えたり、鉄分の吸収率を上げるためにビタミンCと一緒に飲むと改善されることがあります。

スポンサードリンク

鉄分を補える食べ物

鉄分が不足しやすい方は、海草やプルーン、小松菜、納豆などもおすすめ食材です。和食を取り入れながら、ひじきなどの海藻類を取り入れたり、1日1パックの納豆を食べるなど工夫してください。納豆は1日1食に加えやすい食材ですから、貧血の妊婦さんにおすすめです。

2・妊娠中に起こるめまい・立ちくらみ

妊娠とめまい
妊娠中に起こるめまい・立ちくらみは何も貧血だけが原因ではありません。血液検査で数値に問題が無い場合、別の原因を疑う必要があります。妊娠中は赤ちゃんに血流が集中し、母体の脳への血流が一時的に悪くなることがあります。そのため脳貧血となりやすく、頭に酸素や栄養が届いていないため起こる症状です。

目の前が真っ白になる場合は?

目の前が真っ白になるほどの症状がある場合、外出もしにくいと感じられます。この症状は妊娠初期からも起こることがあるため、仕事を続けている妊婦さんが実感することがあります。この症状の原因は脳貧血、低血糖などの影響です。低血糖になると症状が強く出やすいため、こまめに間食をする対策があります。食事も長時間血糖値が保ちやすいお米を食べるようにしましょう。

めまい・立ちくらみの対処方法は?

急激な動作で立ちくらみが起こりやすくなります。急に立ち上がったり、長時間の立ち仕事などでも影響が出ます。めまいや立ちくらみがおきやすい方は、こまめに休憩するようにしてください。家事の動作はゆっくりと、仕事をしている方は部署を変えてもらったり、座れる仕事にしてもらうなど対処すると安心です。

通勤での立ちくらみに注意

妊娠初期からもめまい・立ちくらみが起きることがあります。妊娠初期は周りから見て妊婦さんだとわかりにくいのですが、体調が悪くなりやすい方は無理せずに優先席に座りましょう。お腹が大きく無い人が優先席に座ると白い目で見られる、と感じてしまうこともあるかもしれません。マタニティマークをバッグの目立つところに出しておくと、わかる人にはわかります。座ることが難しいなら、途中下車できるよう時間に余裕を持って。

3・妊娠中に起こる動悸

妊娠と動悸
妊娠後期になると、大きくなった子宮が心臓を圧迫し動悸がする場合があります。また、血液量が増えるため、心臓まで血液が戻るのに負担がかかり、一時的に動悸を感じる人もいます。

動悸がする場合は無理せず少し休憩すると治まります。動悸は妊娠初期のつわりで脱水症状になるのも原因となります。水分補給を心掛けて様子をみましょう。食後は消化のために血流が集中しやすく、動悸を感じやすいため消化しやすい食べ方を工夫してください。少量ずつ食べたり、よく噛んだり、油物を避けるなどでも改善しやすくなります。

まとめ

妊娠中は貧血、めまい、立ちくらみ、動悸などの変化が現れやすくなります。これらは赤ちゃんの成長に多くの血液を必要とするからで、出産すれば症状は収まります。一時的なものといっても日常生活に問題を生じることもありますから、酷い場合は医師に相談してください。症状が軽いものなら自分でも対策ができるため、食事や生活習慣に注意してみましょう。

スポンサードリンク

関連記事