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圧縮ウールの洗濯も自分でできちゃう活用術

 2016/02/10 暮らし
この記事は約 6 分で読めます。 6,587 Views
ウールお手入れ

今年の冬はウールのニットアイテムも多く登場していますから、家庭でのお手入れ方法をどうやったらよいか悩んでいる方も多いのでは?ウールは間違ったお手入れで縮んだりしますから、クリーニング店に依頼する方も少なくありません。しかし、子育て主婦にとって毎回クリーニングに出すのは金銭的に厳しいため、家庭でお手入れできる方法を知っておくようにしましょう。ウール衣類のお手入れのコツを紹介します。

【ウールニットのお手入れ】

ウール100%のニットの場合、ウールには汚れや水を弾く性質がありますから、毎回洗濯する必要はありません。ウールの毛糸を利用して手編みが盛んな地域では、ウールニットはほとんど洗ったことが無いという方もいるほどです。ニオイも付かず、汚れや水も弾くため普段のお手入れは少なくて済みます。

汗や汚れが付着していますから毎日着るのは止めて、1日おきくらいで着用するようにしてみてください。ウールは天然素材で呼吸をしていますから、ハンガーにかけて休ませておけば湿気が発散されてちょうど良い状態に保たれます。着終わったら動物の毛のブラシでお手入れしておくと、汚れを除去し毛玉を防いで長く着ることができます。

■ウォッシャブルウールか確認

家庭で洗濯する場合は洗濯表示を確認し、かならず手洗いができるか確認してください。中には洗濯機で洗うことができるウールもありますから、事前にチェックしましょう。ウォッシャブルウールとは、洗濯機で洗っても縮まない加工をしているものです。防縮ウールとも呼ばれたりもします。

ウォッシャブルウールの洗濯機マークは、洗濯機の表示があります。温度や弱流などの表示もあるため同時に確認してください。ウールは熱に弱く温水で洗うと縮みの原因となるため、冷水で洗うのがポイントです。お風呂の残り湯の場合でも30度くらいが限度となります。ウールに含まれるたんぱく質が変質すれば元に戻すことはできません。髪の毛と同じ扱いだと思っておけば失敗がありません。

【ウールの洗い方】

ウールお手入れ
洗濯機で洗える場合では綺麗に畳み、ネットに入れてから洗濯機に入れます。汚れが付着している部分を表にすることで、洗濯機のみでも汚れが落ちやすくなります。洗剤はウールに適したもの、洗濯機のコースは「手洗い」「ドライ」などを選びます。

後は洗濯機にすべてお任せできます。洗濯し終わったら形を整えて陰干しして終了です。ジャケットやスカートのように型崩れしにくいものはハンガーにかけて、ニット製品は伸びないようネット状のハンガーに乗せて乾かします。

■ウールにシミが付いたら?

醤油やケチャップなど調味料をこぼしてしまったらどうすれば良いのでしょうか?この場合は素早く乾いたティッシュで水分を拭き取ることが大切です。この際に注意したいのが絶対にこすらないこと。摩擦を加えるとシミがどんどん繊維の中に入り込んで取れにくくなってしまいます。

表面にある汚れや水分を押さえて拭き取ったら、後は早めに自宅で洗濯するか、クリーニング店に依頼してください。繊維内に汚れが入り込むと、汚れを落とす際に余計な摩擦を加えてしまいます。ウール100%は汚れや水分をはじくため、乾いたティッシュで汚れを落とすだけでもかなり除去することができるはずです。

■圧縮ウールのお手入れ方法

最近は軽くて保温性の高い圧縮ウールのコートが多く出回っています。別名スライバーニットとも呼ばれています。ウール100%のものというよりアクリルなどの化繊を混ぜてふんわりと軽い着心地になっていることが多いようです。ウールを圧縮させただけのため、着るうちに表面に毛玉が付いたりケバ立ちが見られることがあります。

圧縮ウールの場合は基本的にお家でのお手入れはNGです。ニットと同様、1度着たら動物の毛を使ったブラシで丁寧にお手入れしてください。その上で適度に休ませると、湿気が逃げて長持ちしやすくなります。

圧縮ウールのコートは「数回着ただけで毛玉ができた」「バッグがすれる場所にできやすい」などの口コミも多くなっています。そのことからお手入れがしにくく、購入をためらっている方もいるくらいです。もし毛玉ができたら毛玉を手でつまんではさみでカットするか、T字カミソリを優しく滑らせると落すことができます。

【ウールとアクリルの特徴とは?】

お手入れしやすいのはアクリルのほうですが、天然毛のウールのほうが保温性はアップします。それぞれメリットとデメリットがあるため特徴を理解しておきましょう。

■ウール

(メリット)
天然線維でお手入れ次第では長く着用できる
保温性が高い
湿度を逃がして蒸れない
ニオイが付きにくい
毎回洗濯しなくてもよく、汚れが付着しにくい
(デメリット)
虫食いが発生しやすい
洗濯機で洗うと縮む可能性がある
手洗いの場合多少お手入れが面倒
化繊と比べるとお値段が高い
密に編まれていると重くなりがち
ウールの繊維が肌に当たるとチクチクしやすい

■アクリル

(メリット)
強度があり家庭でお手入れができる
虫食いの影響を受けない
安価な商品も出回り買いやすい
チクチクしにくくカシミアタッチの商品もある
(デメリット)
汗を吸い取らずジメジメしやすい
保温性が低い
汗を吸い取りにくく、発散しにくい

ウールのニットは保温性や湿度を調節する機能が優れています。よい物を購入すれば一生持つ衣類にもなりますから、お気に入りのニット商品があれば少々高くてもウールを選ぶと良いでしょう。ウール100%なら汚れも付きにくく、ちゃんとブラッシングをかけて休ませれば長持ちします。

アクリルは保温性や湿度を発散する作用はありませんが、そのかわりお手入れが簡単で安価なのが魅力です。普段着使いに便利で洗濯機でもじゃぶじゃぶ洗えます。流行のデザインはこちらのほうが適しており、1・2年で買い換え予定の消耗品はアクリルを選びましょう。

・ ウール 一生涯着れる
・ アクリル 1・2年と買い換えサイクルが早い

これらの特徴を知っておくと、ウール100%を選ぶべきか、アクリルニットにすべきかがわかります。

まとめ

個人的にはウールのニット、コートなどが好きです。一度着るとアクリルには無い温かさを感じることができるからです。その上ニオイや汚れも付きにくく、お手入れは何回に一度の洗濯でOKなため慣れるとお手入れしやすいと感じます。ウールが好きな方は正しいお手入れ方法を知り、家庭でも選択できるようになっておきましょう。

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