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アトピー性皮膚炎は遺伝するのか?妊娠中にできる対策7つ

妊娠とアレルギー遺伝

もともとアトピー性皮膚炎を持つ方が妊娠すると、もしかしたら赤ちゃんにも遺伝するのでは?という心配が出てきます。私も小さい頃にアトピー性皮膚炎が酷かったほうで、喘息や鼻炎なども持っている複合的なアレルギー体質のため、妊娠中にはとても注意しました。妊婦さんはできるならやれることはやっておきたい!と思うものです。アトピー性皮膚炎は遺伝するのか?そして妊娠中に対処する方法を紹介します。

アトピー性皮膚炎は遺伝する?

アトピー性皮膚炎はそのものが遺伝するというより、アレルギー体質が遺伝する可能性があります。両親どちらもアレルギー体質の場合、子どもに遺伝する割合は50%ともいわれています。お母さんのみの場合はもう少し割合が低くなり、子どもを数人産めば1人はなんともないのにもう1人はアトピーなど子どもにより体質が異なります。

母親のみなら30%程度まで遺伝する割合が減らせるともいわれているため、お母さんがアトピー性皮膚炎だからといって、必ずしも子どもにもその性質が伝わるわけではありません。しかし割合としては高く、アレルギー体質は子どもに伝わりやすいものと考えておくと良いでしょう。

両親がアレルギー体質でないなら0%?

実は両親がアレルギー体質でなくても、子どもがアトピー性皮膚炎にかかる割合は0%ではありません。もしかしたら両親のどちらも本来はアレルギー体質を持っているのに、後天的な生活習慣や食生活などにより一生涯で発症しないケースもあるからです。

さらに両親が持っていなくても祖父母などから遺伝する可能性もあります。アレルギー体質は近年の子どもでは増えているともいわれており、遺伝子だけでは判断することはできないのかもしれません。環境問題による大気汚染・食品添加物・ダニなどの増加などアレルギーを発症する要因はたくさんあるからです。

妊娠中にアレルギーを遺伝させない対処方法7つ

妊婦とアレルギー遺伝
アレルギーがなぜ起こるのか未だにわかっていない部分が多くあります。遺伝によるものだという説もありますが、現代人は後天的な生活習慣や食生活などでも影響されているようで、遺伝子だけの問題では片付けられない状態となっています。このことを考えると、妊娠中の工夫により生まれてくる赤ちゃんがアレルギー体質になりにくいように対処することができるといえるでしょう。

1・清潔にしすぎない

現代人は清潔にしすぎることで、アレルギーが過剰に働いている方が増えています。子どもがアトピー性皮膚炎になるのも、洗いすぎだとも考えることができます。皮膚には常在菌がいるため、洗いすぎたり消毒をしすぎると、常在菌までもいなくなります。皮膚に雑菌が繁殖しないのも常在菌がバランスを取っているからで、皮膚を清潔にしすぎると肌のバリア機能が落ちることがあります。

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2・和食を中心とした食事

昔の日本人と今の日本人の違いといえば、食生活が大きく変わったことです。以前はお米と魚、野菜、大豆食品、発酵食品などを中心とした食事でした。今は食事が洋食化しており、脂肪やたんぱく質の摂取のしすぎがアレルギーの原因だと指摘する方もいます。妊娠中から和食中心に変えると、血液を通し赤ちゃんにも栄養が届けられるため、将来アレルギーを予防できる可能性もあるかもしれません。

3・アレルゲンを避ける

妊娠中にできるだけアレルゲンとなりやすいものを避けると、生まれてくる赤ちゃんがアレルギー体質になりにくいという説があります。食品では卵・牛乳・小麦粉に含まれるグルテンなどです。和食を心掛けるとこれらの食品を減らすことができるようになります。また食事は単品メニューよりも、定食のように多品目を食べられるメニューのほうが特定の食品を摂りすぎずアレルギーを減らせるともいわれています。

4・自律神経が乱れる生活をしない

喘息は自律神経失調症だという記事でも紹介しましたが、アレルギー体質の人は自律神経が乱れている方が多いようです。妊娠中は早寝早起きを心がけ、自律神経を上手く刺激する生活習慣を心掛けてみましょう。夜遅く起きていたり、過剰なストレス、食べすぎなども自律神経を乱します。

5・腸内環境を整える

アレルギーを持つ方は腸内環境が乱れている方が多いともいわれています。発酵食品を積極的に食べて腸内環境を整えましょう。免疫細胞の60%は腸にあるといわれているため、便秘や下痢をしやすい方は、腸を元気にするだけでもアレルギーを改善できる可能性があります。母体の調子が整えば繋がっている赤ちゃんの健康も守ることにもなります。

6・花粉症の時期を避ける

出産後に大量の花粉にさらされると、IgEが増えすぎて発症する年齢が早くなるともいわれています。人がアレルゲンに対しアレルギー症状を起こすかは、その人が持つIgEを溜め込むことができるコップの大きさにより変わるとされています。そのコップから溢れるようになるとはじめてアレルギーとなると考えられているのです。子どもを産む時期は花粉症の時期と重ならないほうが、アレルゲンに触れる時期が少ないともいえます。

7・子どもの感染症を予防しすぎない

イギリスのStrachan博士は乳幼児の頃に感染症にかかる割合が少ないと、アレルギーにかかるのではないか?という仮設を立てています。乳幼児に何度も感染症にかかることで免疫力が備わり、それがアレルギーリスクを抑えるとしています。だからといって予防接種もせず感染症にかからせるのが良いというわけではありません。重症化する恐れがある病気は国で定めた予防接種として実行されているわけですから、予防できるものは予防しながら、風邪や細菌感染程度はあまり予防しすぎるのは避けたほうが良いかもしれません。犬や猫を幼少期に飼っていたほうが、アレルギーにかかりにくいという説もあるからです。

まとめ

今は大人でもアレルギー体質の人がいますから、妊娠すると赤ちゃんに遺伝しないか心配になることがありますね。私の場合はある程度対処しても子どもに遺伝してしまったようです。しかしある程度対処しておけば安心ですし、もしかしたら遺伝のリスクを減らせるかもしれません。気になる方は母体のアレルギーリスクを減らす対策を実施したり、生まれてくる赤ちゃんの環境を整えてみましょう。

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