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賃貸住宅VS持ち家!子育て家庭はどっちを選ぶべき?

持ち家VS賃貸住宅を比較してみましょう。永遠のテーマで答えはなかなか見つかりませんが、考え方は人それぞれでどちらが良いとは一概にいえません。ただしどちらにもメリット、デメリットがあるためその点はしっかりと把握してから選びましょう。子どもが生まれたら誰もが「持ち家にするか?」は考えるはず。きちんと比較してくださいね。

持ち家で見逃しがちなのが固定資産税

持ち家は住宅を買ったら終わりではなく、毎月固定費が必要となります。そのひとつが「固定資産税で」3000万円の住宅を購入した場合およそ年間10万円の費用が別途必要となります。更に固定資産税は分納のため、1回につき3万円くらいの支払いとなるため、毎月1万円は最低でも貯蓄しておく必要があるのです。

基本的に固定資産税は固定資産評価額に1.4%をかけた金額になります。評価額は新築時に計算され、更に3年ごとに価格が見直されています。ただし地方の財源ともなるため、財源が苦しい地域では最大1.7%まで割合が高い地域もあるため注意しましょう。

住宅はコンパクトにしたほうが固定資産税が安い

大抵子育て家庭だと子どもと一緒に暮らすことを想定して住宅を建てます。しかし住宅が大きくなればなる程、固定資産税の割合も高くなります。更に都心部では評価額が高くなり、年間40万円くらい支払っている人もいます。

子どもと一緒に住むのは10年~20年くらい。将来夫婦で暮らすと「家が大きすぎる」「固定資産税対策にもっと小さくすれば良かった」などの意見が出てくる場合もあります。マイホームを建てても、日本の住宅が30年しか持たないのは、建てる人が子育てをメインに考えているからです。海外の人は夫婦で将来住むことまで考えて住宅を選んでいます。

中古住宅をリフォームする考えも

固定資産税のことを考えると、中古住宅を購入しフルリフォームして家を持つ考え方もあります。古い住宅なら固定資産税が安くなるため、内装をフルリフォームしても固定資産税は上がりません。大幅な変更をすれば税金が上がる可能性はありますが、古い住宅を上手く利用すると新築のような固定資産税がかかりにくくなります。

小規模住宅用地の特例

住宅用の土地で200平米までは固定資産税評価額が6分の1まで減税されます。最近はミニマムな生活が流行ってきていますが、物が少ないライフスタイルをしているなら、住宅だってコンパクトでいいかもしれません。

家具類は全部作りつけ、物を増やさない生活をしている人にとっては、縮小住宅を経てれば賃貸住宅よりお得になる可能性があるでしょう。

将来夫婦2人で暮らすことを考えると、縮小住宅でも十分だといえます。

賃貸と持ち家のメリット、デメリット

賃貸と持ち家
次に考えたいのが賃貸住宅と持ち家のメリット、デメリットです。それぞれの考え方があるでしょうから、特徴を把握しておきましょう。

賃貸のメリット

・ ライフスタイルが変化しても住み替えが楽
・ いつも新築物件を選ぶこともできる
・ リフォーム費用や固定資産税の支払いはなし
・ 住宅設備が壊れても負担は一切なし

賃貸のデメリット

・ ファミリー物件の家賃は比較的高めになりやすい
・ 何十年賃料を支払っても資産にならない
・ 夫に万が一のことがあっても家賃は支払い続ける
・ 駐車場が2台確保できない物件が多い
・ ペット可物件でも、退去時に修繕費がかかるケースも

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持ち家のメリット

・ 将来夫に万が一のことがあれば、住宅ローンの支払いが免除される
・ 子どもそれぞれに部屋を与えることができる
・ 住宅ローンを支払い終えれば老後の負担が少ない
・ 将来介護用にリフォームも可能
・ 収納を多くしてライフスタイルに合わせられる

持ち家のデメリット

・ 築10年~修繕費がかかる
・ 壁、屋根、水周り周辺の修繕費が高い
・ 住み替えが容易でなく、近所付き合いにトラブルがあると住み難い

賃貸と持ち家のコストの比較

賃貸と持ち家
数字で比較してみると持ち家のほうは修繕費や住宅ローンの金利の分だけやや費用が割高になる傾向があります。最低でも50年住み続けなければ、持ち家はお得になりにくいのです。

日本の住宅寿命は30年ともいわれているため、30年後や40年後に立替を検討しなければならず、結局持ち家派はお得になりにくいのです。持ち家を考えるなら最低でも50年は持つ家を建てること、修繕をしながら家を持たせる考え方が不可欠です。

・ 賃貸住宅の場合

家賃10万円×40年=4800万円
生涯で4800万円かかるとすると、持ち家と同等?という感じがしますが、将来子どもが巣立ったときに6万円の家賃のところに引っ越せば、この負担額は減らすことができます。

・ 持ち家の場合

住宅ローン10万円×40年=4800万円
10万円のローンを40年間支払えば賃貸住宅と同じ出費となります。ただしマイホームの場合は固定資産税、リフォーム代が別途必要なことを考えなければなりません。

生涯で10年ごとに壁、屋根などを直したとしましょう。1回に最低でも100万円はかかります。サイディングの塗装とコーキングの打ち直しは10年ごとに必要なため、それなりのコストが必要です。生涯でかかるコストは500万円~800万円くらいはかかる計算となります。

10年ごとにメンテナンスがかかる住宅にすると、思わぬ費用が発生することになるのです。更にキッチン、ボイラー、お風呂、暖房設備なども定期的に交換が必要で、必要最低限のボイラーや暖房器具だけのみの交換だと考えても、1回につき大きな出費となります。

結局どちらがお得?

老後のことを考えると持ち家のほうがお得という考え方があります。しかし子育て家庭は子どもを想定して住宅を大きくしがち。将来までしっかりと資金計画を立てるなら、最初からコンパクトにしてリフォームの回数が少ない建材を使うことが重要です。

日本の住宅はサイディングを利用し、長持ちしない住宅が多くなっているのです。外壁は塗装の必要がないもの、内装は合板より無垢材のほうが将来的に長持ちする傾向があります。予めコンパクトな住宅にしておけば、暖房費もかからず、将来的なリフォームの費用も安くなるというわけです。更に毎年かかる固定資産税も安くなり賃貸住宅なみのコストまで抑えながら、資産を残すことも可能となります。

もち将来1人になったら、高齢者マンションに引っ越すために、持ち家を売却し資金を作ることもできます。賃貸住宅だと高齢者を歓迎する一般のアパートやマンションは少なめです。高齢になればなるほど大家さんに嫌がられてしまうのです。そんな場合住み替えを考えても、住む場所が無いということがないよう個人的にはコンパクトな「持ち家」をおすすめします。

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