百日咳の症状と治療!長期的な咳に注意

予防接種で防ぐことができる子どもの病気に「百日咳」があります。子どもを持っている方なら、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。乳幼児に多い感染症のひとつで、予防接種の確立により減少傾向となっています。

百日咳とは?

激しい咳をするのが特徴です。長い間症状が出ることからこの名前が付けられています。一時期かなり患者数が減少していたようですが、近年では10%~40%程度と年齢により多少感染数は異なります。乳幼児の場合予防接種で防ぐことができるため割合は少なく、大人のほうが感染数が増えてきている現状があります。

百日咳は乳幼児だけでなく大人もかかる病気です。子どもがもしこの病気を発症すると、看病している親も感染する可能性があります。

主な症状は激しい咳が長期間続くことですから、本人や医師も百日咳だとわららないまま過ごしていることも多くなっています。大人は重症化しにくいものの、乳幼児は脳にまで影響が出る場合もあるため、予防接種で防ぐことが重要です。

この病気の免疫は親から受け継ぐことができないため、生後まもなく発症することがあります。感染の元となるのは百日咳菌です。

百日咳の症状とは?

百日咳は3つの時期に分けられています。潜伏期間は1週間~2週間程度で、最初は普通の咳や風邪のように感じられます。区別は難しく発熱が無い咳からはじまります。

次第にカタル期、謦咳期、減退期と移行していきます。

カタル期

潜伏期間を経てカタル期へと移行します。潜伏期後1週間~2週間くらいがこの時期に当たります。この時期はまだ咳のみで風邪との区別がつきません。

謦咳期

咳がだんだんと酷くなると謦咳期となります。症状は3週間~6週間など長期間続きます。特に夜中に激しい咳となりやすく、激しい咳を何度も起こします。子どもの場合は呼吸が辛くなりチアノーゼを起こしたり、息が苦しそうになり寝ることもできません。横になることは難しく前かがみになって苦しそうにします。激しい咳はずっと続くのではなく、何度か発作を起こします。

減退期

何度か発作を起こすとネバネバした痰を出して症状が軽くなってきます。この期間も2週間~3週間と長く続きます。

透明な痰が出るようになると呼吸が楽になるのですが、乳幼児の場合は痰を上手く出すことができず稀に呼吸困難になります。ときには息ができなく呼吸が止まってしまうこともあります。このような状況は素早く対処しなければ死亡してしまうこともあるため、入院して正しく処置してもらいます。

百日咳は顔がむくみ、嘔吐なども見られます。激しかった咳も次第に回復に向かい、治癒していきます。

百日咳は一度かかると一生免疫を持つことができるため、再感染することはありません。発症後まもなく風邪をひくと似たような症状が出ることがありますが、これは百日咳ではなく単に症状が重い風邪です。ただし、しばらくの間は風邪の症状が酷くなりやすいため、風邪予防に努めましょう。

百日咳の治療について

百日咳
百日咳だと早期に診断されれば抗生物質がよく効きます。この段階で治療しておけば重症化しにくいでしょう。症状が酷くなれば呼吸を楽にする治療が加えられます。感染症のひとつのため、百日咳と診断された場合は医師の許可があるまで学校や幼稚園などの登校はできません。

百日咳の予防について

一番は乳幼児のころに予防接種を受けておくことです。生後3ヶ月から数回にわけて摂取することが法律で決められています。ジフテリア、破傷風、百日咳など混合ワクチンが用いられています。

もし子どもが百日咳にかかった場合、カタル期に感染しやすくなるため、親や兄弟などの感染予防をしましょう。必要がなければ無闇に近づかないようにして、症状が重ければ入院させて治療を任せましょう。症状が軽い場合でもできれば隔離して他の人と一緒に過ごさないことが大切です。


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