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流産後の妊娠はできる?期間は?繰り返す?

流産を経験した方にとって一番気になるのが、流産後の妊娠でしょう。すぐに妊娠してよいのか?次も流産になってしまわないか?など不安点も多いと思います。しかし、流産といっても妊娠何ヶ月目で流産したかによってはその後の様子も多少違ってくるようです。流産後の妊娠が可能な時期や流産を繰り返すかどうか詳しくみていきましょう。

流産後は一定期間をおいてから妊娠が望まれる

流産した場合ではまだ母体の回復も整っていませんから、3ヶ月くらい期間をおいて妊娠することが望ましいとされています。流産してからすぐに生理は来ますが、1回目だとまだ子宮の回復がしていませんし、お母さんの心のダメージも大きいのではないでしょうか。大抵は3ヶ月以上はおいてから妊娠しても良いと医者から診断されることが多いようです。

また、流産した直後というのは排卵もまだ整っていない可能性があります。母体にとっては流産はかなり精神的なダメージも大きく、体が万全であっても心の問題で生理周期が乱れることは良くあります。ストレスがかかると体も冷えやすく、排卵しにくい方もいますからしばらくは体と心を休ませましょう。

化学流産は誰にでも起こること

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妊娠初期の頃に流産してしまうものは化学流産と呼んでいます。これは元々育たない受精卵だったことが原因で、染色体に異常があるから着床しなかったりそのまま流れてしまったりします。健全な男女の間でもこれはよく見られることで、受精卵の半数近くが正常に受精しないなんてこともいわれています。

元々この受精卵は着床しにくいため、妊娠の陽性反応が出る前に流れて本人も気がついていないケースもあるといいます。重い生理がきたら実は化学流産だったということも。化学流産のなかでも着床し妊娠反応が出たものは本人も気がつくこととなり流産したという実感があるのかもしれません。

受精卵が正常に作られないのは、受精したタイミングがずれたり、男女のどちらかに本人も気がつかない染色体異常の遺伝子を持っているケースもあります。化学流産を繰り返していないなら、それはただタイミングが悪くたまたま未成熟な受精卵にあたっただけとなります。流産したとしても体質だと思わず、様子を見てみることをおすすめします。

高齢になるほど化学流産が起こりやすい

流産のなかには化学流産という防ぎようがないものがあると紹介しましたが、この割合は若い人で半数くらい、高齢出産の年齢になるともっと割合が高くなって来ます。一生の内に排卵される数はすでに生まれたときに決まっており、年齢を増すごとに排卵できる数も減るのですから当然でしょう。

生まれた直後には200万個もの卵子の元がありますが、年齢と共にそれは減少し20歳くらいではわずか20万個程度まで減少、更に30代や40代になれば元となる数はもっと少なくなります。1ヶ月のうちに1個の卵子が無くなるのではなく、卵子の元となる細胞が約1000個近くも減っているといわれています。

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また、卵子の元となる数がへるだけでなく、その細胞自体が年齢と共に劣化しやすくなります。排卵しても正常な状態で作られないこともでてきます。染色体異常を持つ卵子が多ければ、受精卵になっても着床せずそのまま化学流産となってしまいます。

流産の原因は男性にもある?

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流産の原因は女性のほうにあると言われていますが、必ずしもそうではありません。卵子と男性側の細胞の特徴を見ると、常に新しいものが作り出される男性のほうが劣化しにくいという点から、男性による原因は少ないと考えられてきました。しかし不妊症や流産の原因は必ずしも女性の卵子のせいだけでなく、男性のほうにも関係がある場合が見られています。

男性側の細胞は常に新しい細胞から作られているため、男性は何歳になっても子供を作ることができますし、それ自体も劣化しにくいようです。一方女性は生まれたときに既に一生分の卵子の元ができていますから、年齢と共に卵子の衰えが出てしまうのは仕方がありません。ただ高齢出産となる女性の場合ではパートナーも似たような状況なら、男性側の細胞に染色体異常が出る可能性も否定できないようです。常に新しい細胞で作られるとはいっても、細胞のコピーが上手く行かないこともあるのでしょうね。

流産が起こる母体側の原因

流産が起こる原因は卵子の染色体異常だけではありません。子宮の奇形は全体からすると10%~15%とそれほど多くは無く、たとえ子宮奇形が認められても流産しやすいだけで妊娠できないわけではありません。

ほかには子宮頚管無力症といって子宮口が開きやすい人は妊娠初期移行に流産してしまうことがあります。この場合は流産しにくいように子宮口を縫うことで流産を防ぐことは可能です。何度から流産を繰り返しこの症状があるなら、事前に処置してもらうのも良いでしょう。

流産のほとんどは初期流産で母体に異常がないことが多く、妊娠初期以降の流産は稀です。ただし、染色体異常がある受精卵がそのまま育ち、途中で流産する可能性もあるため妊娠初期移行の流産は母体にはなんら異常が無いケースも見られています。

まとめ

流産が起こってしまう原因のほとんどは初期の化学流産なのです。その場合は何度か繰り返しても異常ではなく、たまたま運が悪かっただけということになります。また母体に異常が見られる場合や男性側に原因がある場合でも、今は不妊治療で妊娠する方法もありますから諦めないようにしましょう。

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