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スーパーで買えるおすすめ市販の天然塩

 2015/08/11 食べ物
この記事は約 6 分で読めます。 2,950 Views

美容や健康に気をつけている人は、もう一度「塩」について見直してみてはどうでしょうか。元々人は胎内では海と同じ環境で育ちました。生まれてからも体内は海そのもので水が60%~70%程度含まれると考えると、水と塩がどれだけ大切な存在かわかるのではないでしょうか。今回は塩の選び方、天然塩の効果について紹介します。

精製塩と天然塩の違いとは?

まずは一般に販売されている塩について知識を深めなければなりません。塩は主に「精製塩」と「天然塩」の2つに分類されています。多くの方が精製塩を使っているのではないでしょうか。また天然塩に気を付けていても、加工食品やお弁当などをよく食べる人は同時に精製塩も多く取っていることになります。

「精製塩」

精製塩とはその名前の通り精製された塩のことです。塩のパッケージを見るとわかるのですが、裏側に加工方法や原材料が詳しく書かれています。塩を選ぶ際にはとても重要な要素となります。

イオン交換膜法と呼ばれるもので科学的に精製した塩が市場に多く出回っています。この精製方法を利用すると、人に必要となるミネラル「カリウム・カルシウム・マグネシウム」などがほとんど取り除かれてしまっています。

現代人はミネラルが不足しているといわれますが、塩でミネラルが補給でき無いのですから当たり前です。ミネラルは必須ミネラルの位置づけとなっているものも多く、からだに微量ながら存在し、不足すれば様々な機能が落ちてしまいます。昔の人は質素な食事をしていたのにミネラルが不足しなかったのは、塩の影響もあったのでしょう。

日本では本物の天然塩が手に入り難い

私が考える本物の天然塩とは、海水を100%原料に使い、それを天日で自然なまま乾燥させたものです。日本でも昔はこの方法で塩を製造していたのですが、戦後塩の販売に規制がかかったり、海水を天日で乾燥させる方法は手間がかかるため激減してしまっています。

昔ならではの製造で塩を作っているところは、日本ではほとんど見られず、手に入れようとするとネット通販を利用するしかなくなってしまっています。

例えばよく天然塩として利用されている「伯方の塩」で原材料や製造方法を見てみましょう。公式サイトにはにがりを残した食用塩と書かれており、見た目も天然塩そのものです。しかしその製造方法を見てみると、イオン交換膜という方法で作られています。

イオン交換膜とは海水を海外などから安価に仕入れ、それを海水で溶かしてマグネシウムを添加し、一度溶解させてから再結晶させたものになります。これでは100%昔の塩と同じとは言いにくくなってしまいます。

もちろん伯方の塩は一般の精製塩に比べるとより天然に近いとはいえるため、どうしても手に入り難いなら、伯方の塩をスーパーで買うのも良いとは思います。

なぜ日本の塩がこのような加工方法になったかというと、戦後の規制による影響です。イオン交換膜と書かれている塩は海水を電気的に解離させる方法のため、残念ながら海水を100%使い、天日で乾燥させたものと比べるとミネラルが減ってしまっています。

ちなみに塩の規制は平成14年に自由化となり、輸入塩の規制もなくなりました。天日で乾かす塩が手に入るようになったのは、つい最近のことなのです。

私が利用している天然塩とは?

天然塩
残念ながら日本では本物の天然塩と呼べそうなものが無いと感じたため、私は海外の商品を主に使うようになりました。

オーストラリア産塩
1つめの画像の商品は原産国がオーストラリア、原料名が海水と書かれています。製造方法を見ると、「天日・洗浄・粉砕」となっています。つまり海水を100%使い天日で乾かした自然なものと判断することができます。

フランス産塩
2つめの商品は私がよく使う塩です。原産国がフランス、製造方法が「天日・粉砕」と書かれています。海外のパッケージの記載基準はよくわからないのですが、私がこの塩を舐めたときに、今まで使っていた塩との違いが明らかにわかりました。

その理由は舐めると「海水の味がする」でした。海で海水を飲んでしまったような味です。しょっぱいのに味がまろやかで、トゲトゲしい感じがしませんでした。オーストラリア産のほうはまだ味見していないのでわかりませんが、こちらも海水の味がするように思います。

塩を多く摂ると高血圧になる?

日本人は元々塩を多く摂る民族でした。和食を見てもわかるように、味噌・醤油・漬物などを食べている人は必然的に塩分が多くなります。日本人は本来高血圧の人が多いそうです。

しかし、現在の日本での高血圧の基準は昔の人で考えると、ほとんどの人が高血圧になってしまいます。寒い地方の人は体を温めるために多少塩分が多くなるのは当然ですし、高齢になるほど血液を送り出す力が弱くなるため高血圧に近づきます。このことを考えず基準だけで決め付けるのはどうなのでしょうか。体が冷えやすい人はもっと塩分を摂るべきですし、塩分が少ない場合の弊害も考えなければなりません。

ナトリウムは筋肉の収縮、栄養の吸収を高め、血液に含まれ殺菌力としても働いています。普通に手作りの食事を心がけ、本物の天然塩を使っていれば多少血圧が高くても、その人の体調を整えるためあえて高いのかもしれません。

塩を多く摂る地域は、厚生労働省の発表によると、岩手県・長野県が最も多く、東北地方で塩分が多い傾向が見られています。北海道のような寒い地域は意外にも塩分摂取量は少ないそうです。

原爆の影響を防ぐ塩

過去に日本で原爆が投下された時代、水よりも梅干を食べさせ、塩分濃度を高めるよう進めた人がいたようです。その結果水を多く飲んだ人は亡くなり、塩分を多く摂った人は生き残ったという逸話も残っているといいます。

健康に気をつけるなら、100%海水で天日で乾燥させたものを選びたいものです。海外の輸入品は意外と安く、私が手に入れている塩も1本500円しません。日本の天然塩を自然食品のお店で買うとすごく高いのですが、海外の食品を輸入しているショップで買えば、ナチュラルで安い商品を手に入れることができます。

注意したいのが加工品、外食、お弁当などに使われている塩のほとんどが精製塩であること。そして塩や味噌などの調味料に使われる塩も精製塩です。塩だけでなく調味料全般にも注意することをおすすめします。

カルディで天然塩をお買い上げ

天然塩
私が天然塩を必ず買うショップが「カルディ」です。輸入食品などを取り扱う人気ショップで、ご存知の方も多いはず。上でアップした天然塩と同等の商品です。

南の極み 天日塩
今回購入したのは左側が「南の極み 天日塩」で原産国はオーストラリアとなっており、原材料名は海水です。工程は天日、洗浄、乾燥、粉砕にて塩を加工されています。

ベロ ソルト
右側にあるのが「ベロ ソルト」です。今回は缶に入っていた商品が売られていました。原産国はフランス、原材料名は海塩、工程は天日、粉砕となっています。個人的にはこちらの商品のほうが舐めると海水の味がして好きです。

ベロ 海の塩
ベロ ソルトは今回缶入りとなっており、レシピカードも付いていました。どちらの商品も1本500円以下とリーズナブル。ベロ ソルトのほうが塩が細かく料理にも使いやすくなっています。

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