水頭症の原因と、治療方法とは?妊娠中の感染症にも注意

水頭症という病気は小児のころに起こる可能性があります。子どもの場合注意したいのが妊娠中に問題が起こることで発症する先天性、そして後天的に起こる問題です。何らかの原因で髄液が増加した病気となります。具体的な病気の内容、治療方法や予防について紹介します。

水頭症とは?

脳と呼ばれる部分はとても柔らかく外界からの衝撃から守るため、髄液や頭蓋骨で覆われています。髄液は脳をとりまく液体状のもので、頭蓋骨は骨で硬い部分となり周りを覆っています。

しかし、何らかの原因により髄液の循環が悪くなり、量が多くなり頭が大きくなる病気が水頭症です。子供の頃は頭蓋骨がまだくっついておらず柔らかいため、髄液が増えると頭が大きくなったように見えます。

小児でも頭蓋骨が硬くなっている年齢では頭は大きくなりません。大人でも発症することがありますが、この場合も頭の変化は見られません。

水頭症の原因とは?

水頭症
水頭症は妊娠中の問題で胎内の環境が影響し起こる先天性、後天的に問題が起こる後天的要因にわけられます。

先天性水頭症

母体の影響により胎児に問題が起こるものです。原因は様々なものが考えられます。
・アルコール中毒
・トキソプラスマ症
・梅毒

トキソプラスマなど感染症により引き起こされる可能性があります。妊娠中に初めてトキソプラスマに感染すると問題が起こりやすく、母体には影響は出ませんが、胎児の脳に問題が出ることがあります。トキソプラスマについては下記リンクで詳細をご覧いただけます。
トキソプラスマ症と飼い猫の関係性とは?症状と治療法について

アルコールについては中毒になっている場合に影響が出ることがあります。多くの妊婦さんは妊娠した時点でお酒を止めると思いますが、その前からアルコール中毒になっている方はなかなか止められない人もいるでしょう。適切な治療を受けてアルコール中毒から抜け出すことが必要です。

梅毒は感染症のひとつのため、パートナーから移るのを防ぐようにしましょう。パートナーに問題がなければ特に気をつける必要はありません。

妊娠中に問題が起こり胎児に影響が出た場合、出生後すぐに頭が大きくなり始めます。まだ頭蓋骨と頭蓋骨のつなぎ目がくっついていないため、脳への危険性も高まります。

脳の成長が悪くなりやすく、知能の遅れや下半身の麻痺、ひきつけなどを起こしたりします。生後まもなく脳が大きくなるようなら適切な治療が必要となります。

後天性水頭症

脳の病気の後に髄液が増えて問題が起こります。脳炎、髄膜炎、脳の腫瘍などが問題となることがあります。後天的な要因の場合はある程度成長してから起こるため、頭蓋骨は硬くなっており頭は大きくなりません。

そのため脳が強く圧迫されてしまいます。頭痛、嘔吐、意識障害、けいれん、視力の異常など圧迫された脳の部分で影響が生じます。問題となっている病気の治療を開始すると共に、髄液の圧迫も取り除く治療が必要となります。

水頭症の治療について

まずは原因となっている病気を調べます。それがわかれば原因となっている問題を取り除く治療が開始されます。同時に脳への圧迫も防がなければなりません。

髄液が増えて起こる病気ですから、針を刺して髄液を抜き取ります。しかし根本的な問題を解決しなければ何度も髄液が増えて圧迫します。それに何度も抜き取るような治療はできないため、問題となっている病気の治療を一緒に治療していくことが重要です。

なかなか問題の病気が改善されず、何度も髄液が増えるようならチューブを外科手術で入れ、排泄しやすくする措置をとることがあります。

予防は妊娠中のトキソプラスマ症を防ぐこと、後天的な問題では患者さんやご家族が防げない病気もあります。


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