ギランバレー症候群の症状と治療について

両脚の麻痺が起こる病気として「ギランバレー症候群」があります。突然手足が動かなくなる病気で、上半身まで麻痺が広がることもあります。

ギランバレー症候群とは?

手足がだらんとなって力を入れることができず麻痺が出てきます。これを弛緩性麻痺といいます。最初は下半身だけの麻痺であったのが上半身まで広がり、顔面まで麻痺を起こして最悪のケースでは死亡することもある病気です。

呼吸器官の麻痺が出てくれば人工呼吸が必要となるため、進行具合により適切な治療が必要となります。

ただし、重症化して呼吸器官の麻痺を起こす割合としては、20%以下とあまり高くはありません。

ギランバレー症候群の原因とは?

詳しい原因はよくわかっていない部分もあります。突然麻痺が起こる場合もあるようで、様々な原因が考えられています。

・ジフテリア
・はしか
・百日咳
・水痘

など小児がかかる病気の後に見られることがあります。

下半身の麻痺が起こる似ている病気にポリオがあります。ポリオの場合はウイルスの感染により起こることが明らかですが、この病気の場合は原因がはっきりと特定されていません。

神経のアレルギー、ウイルス感染など多数の説があります。はっきりと言えることは先ほどの病気の後に現れるのが多いことです。なかにはワクチン接種を受けた後に麻痺が見られるケースもあります。

ギランバレー症候群の症状について

ギランバレー症候群
兆候となる症状は全く無く、突然手足の麻痺が起こるケースもあります。症状が現れる場合では、発熱・食欲不振・頭痛・嘔吐などです。

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原因となりやすい病気の兆候についても注意しておくと良いでしょう。

ジフテリア

ジフテリア菌による感染で起こる病気です。現在は予防接種の普及によりほとんど見られなくなりました。三種混合ワクチンの摂取で予防することができます。この菌は上軌道粘膜に感染し、菌が増殖すると呼吸器官の症状がでるのが特徴的です。

はしか

麻しんウイルスによる感染で起こる病気です。現在はワクチンを受ける人が増え減少していますが、それでもまだ感染者はいます。高熱や口の中のブツブツなどが現れます。感染すると重症化しやすく肺炎や脳炎なども起こるため、症状が酷い場合は治療が必要となります。昔はこの病気にかかると死ぬ人も多かったのですが、現在は医療の発展により対処療法が可能となりました。

百日咳

混合ワクチンを受ければ予防することができる病気です。百日咳という細菌感染による病気で、肺炎や脳炎などを起こすことがあります。喘息や結核のように強い咳が続きやすく診断が困難なこともあります。

水痘

水痘を発症するウイルス感染による病気です。一般的にはみずぼうそうと呼ばれています。子どもの頃にかかると重症化しにくく、多くの方が感染しています。予防接種は任意となるため感染率は高めです。みずぶくれのようなブツブツができて強い痒みを持ち、発熱もあります。水ぼうそうは生涯体内に住み着き、免疫力が低下した高齢者などでまた悪さをして帯状疱疹という病気を発症することがあります。

ギランバレー症候群の治療について

麻痺に有効な治療方法はありませんが、対処療法をしながら回復を促します。一度手足に麻痺が現われても回復するケースが多く、数ヶ月治療を続けていれば治癒する可能性があります。

重症化する場合は1週間など短期間のうちに症状が進行します。この期間を上手く乗りきることができれば、後は回復のための治療に専念すればよいでしょう。

麻痺が起きている箇所にはマッサージで回復を促していきます。呼吸器の麻痺が起これば、呼吸を補助する必要が出てきます。

予後は比較的良好で多くの子どもが回復することができる病気です。また、原因となると予想できる病気はどれも予防接種で防ぐことができるものです。予防接種が義務付けられているものは適切な時期に受けるようにしましょう。


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