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出産前に母親がうつだと子どもの喘息リスクが1.25倍に?!妊婦さんの薬の対処方法

デンマークの研究グループによると、妊娠中に母親がうつ症状があると子どもの喘息リスクは1.25倍増えることがわかったそうです。妊娠前のうつ、妊娠中のうつ、産後うつなど誰でもなりかねない症状ですから、薬の飲み方には注意したいですね。妊娠とうつについて詳しく調べてみました。

母親のうつで子どもの喘息リスク1.25倍に

対象となった子どものうち、約8万5000人がぜんそくと診断された。このうち、母親の胎内で、抗うつ薬にさらされたのは8895人だった。母親が出産前にうつであるとき、子どもがぜんそくになる危険度は1.25倍に高まっていた。 抗うつ薬を使用しなかった場合と、妊娠中に抗うつ薬を使用した場合の子どものぜんそくのリスクは全体で見ると変わらなかった。ただし、母親が比較的新しい選択的セロトニン再取り込み阻害薬のみを使用した場合のハザード比は0.95と統計学的に意味のある差はなかったが、古い抗うつ薬のみを使用した場合は1.11と統計学的に意味のある差をもって高くなっていると分かった。
出展:http://www.mededge.jp/a/gyob/11559

うつ病の人はそもそも妊娠が可能?

妊娠前のうつ病
紹介したデータでは妊娠前や妊娠中の古いうつ治療薬で影響が出る可能性があるようですね。では妊娠を希望する人がうつ病になってしまった場合、どのような治療方法をしたらよいのでしょうか?迷っている人も多いと思います。

うつ病の治療薬を利用すると妊娠率が下がるとは言い切れないようです。うつ病を患っている人でも薬の飲みながら妊娠し、無事に出産された方もいるからです。ただし妊娠を望まれている方は、妊娠に影響が少ない薬の服用に変えたり、その時期のみ服用を止めるなど対処している人が多くなっています。

うつ病の人は産後うつになるリスクも

元々うつ傾向の人は産後ホルモン変化により、更に症状が酷くなる可能性があります。一番良いのは妊娠前にうつ症状を良くしてから妊娠することです。

子どもを産むときのホルモン変化によるリスク、育児ストレスのリスク、産後の女性は孤独を感じてしまう人も少なくありません。

また妊娠中に薬の服用を止めていたことで、リバウンドする可能性もあります。うつ病の薬は一度服用すると抜くのが大変だともいわれています。徐々に量を減らしたり、副作用を減らしながら減薬するのが基本です。妊娠中に薬の服用を止める場合は一気に薬を減らすのではなく、弱い薬に変えて徐々に慣らしていきましょう。

薬は止めるべきか?減薬すべきか?

医師の中でも賛否両論です。妊娠中は薬の服用はさけるべきとする医師もいるのに対し、症状が辛いなら弱い薬で対処すべきという人も。

産後うつを予防する意味も持つため、薬を服用させたほうが良い場合もあるようです。つまり患者一人一人対応が異なり、絶対はないということなのです。

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うつ病の治療薬で流産したり、奇形になるリスクはゼロではありませんが、一番は母体の健康を保つことが重要となります。そのため母親が妊娠前からうつ病だった場合、医師と計画しながら妊娠を進めていくのが良いのではないでしょうか。

また、特にうつ病で危険性が高い薬とされているのはパキシルです。胎児への危険性の証拠があるが、その薬に変わる治療薬が無ければ服用が可能とされています。この薬を服用されている方は、妊娠前に減薬するまたは違う薬に変えてもらうなど対処してもらってください。

うつ病に利用される漢方薬について

妊娠 風邪薬
妊娠前にうつ病の治療薬を服用し、流産や奇形の危険性をできるだけ避けたい場合、漢方薬を利用する方法があります。漢方の中でも眠気を起こしやすいもの、胃腸を整えたりイライラを押さえるタイプもあります。

体質により使われる漢方薬は異なるため、薬剤師または医師に相談してください。漢方薬はからだ全体を見て体質改善する方法のため、副作用が少なく長期的に服用してもリスクが少ないとされています。もし薬以外で対処したい方は参考にしてみましょう。

うつ病の食事療法を利用してみる

血糖値とうつ病
うつ病は栄養の問題により起こると指摘する人もいます。特に糖質が多い食事をしている人に多いようです。

代表的な食事療法として、オーソモレキュラー療法というものがありますから、利用してみる価値もあります。この方法は低血糖になるとうつ症状を引き起こすとし、血糖値をできるだけ急下降させない食事方法を行います。

・甘い物を多く摂る
・スナック菓子が好き
・インスタント食品が多い
・空腹感を感じやすい
・昼間強い眠気に襲われることがある
・イライラすると甘い物が食べたくなる

これらの症状が有る方は、既に低血糖に陥っている可能性があります。血糖値の上昇が少ない低GI値の食事、ナチュラルな食べ物を心掛けるようにしましょう。専門機関では低血糖を防ぎ、適切なビタミンを補給しながら治療してくれます。

まとめ

うつ病の治療薬と子どもの喘息が関係するかもしれないなんて、ちょっと怖いですね。妊娠前、または妊娠中にうつ病の治療が必要になった方は、できるだけ薬を避けるようにしてください。ただし病状によっては100%薬を避けられないこともあるため、ほかの治療方法や体質改善も合わせて行うことをおすすめします。

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