高温期20日目【陰性】【陽性】で妊娠の可能性とは?

流産

高温期20日目で妊娠検査薬を利用したら、陰性または陽性反応が出ることがあります。
生理周期の高温期は14日くらいのため、「高温期20日目になれば妊娠がわかるのでは?」と思いますよね。

 

高温期20日目とは、生理予定日から6日ほど経過しています。
生理予定日から1週間すると妊娠検査薬が使えるため、「高温期20日目なら妊娠がはっきりわかるはず」と思ってしまのではないでしょうか。

 

確かに高温期20日目なら、妊娠しているなら陽性反応は出やすいでしょう。
しかし、この時期は化学流産のリスクや子宮外妊娠の問題も残されているため、陽性反応が出ても油断することができないのです。
高温期20日目で妊娠しているのかの判断方法や、注意したいことを紹介します。

排卵~生理までは高温期になる

妊娠していない女性の場合では、排卵~生理までの間が高温期となります。
一般女性では28日周期での生理周期が多いといいますから、高温期と低温期の2つにわかれるとしても半分は14日です。
また人によっては30日以上の周期の方もいますから、自分の排卵の周期をよく知っておくと妊娠しているかがわかりやすくなるでしょう。

 

20日以上高温期がつづくということは、既に生理予定日より1週間近く経過しているため、妊娠検査薬で調べると妊娠反応がわかります。

高温期20日目で陰性でも妊娠の可能性はある

高温期20日目で妊娠の可能性
市販されている妊娠検査薬では、妊娠すると分泌されるhCGホルモンの量で妊娠を調べています。
50mIU/ml以上になると陽性反応が出る仕組みです。
受精卵が着床するころからhCGホルモンが分泌されており、着床の時期は個人差があるため、必ずしも高温期20日目で50mIU/ml以上になっているとは限りません。

 

高温期20日目で陰性になった場合も、陽性反応がうっすらと出ていないか確認してみましょう。
50mIU/mlよりhCGホルモンが少ない場合でも、陽性反応が少しだけ反応することがあります。

 

少しでもラインが出ているように見えるなら、高温期20日目で陰性になっても、妊娠している可能性はあります。
その場合は数日おいて、また検査してください。

高温期20日目で体温が下がったら?

高温期20日目で基礎体温が下がり始めたら、「流産している?」「妊娠していなかったかも?」と不安になってしまいますよね。

 

妊娠中の基礎体温の上昇は、必ずしも続くわけではありません。
体温を維持させているのはプロゲステロンの影響で、このホルモンの分泌量がまだ少なければ、基礎体温がガクッと下がることもあるのです。

妊娠初期に基礎体温は私はあまり上がらず、妊娠検査薬の陽性反応を見たあとも下がったりしてました。私も一喜一憂していたので気持ちわかります。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14108977219

リンク先の方が話しているように、妊娠していても基礎体温が下がることがあるようです。
基礎体温が下がれば化学流産の可能性はありますが、そのまま妊娠が継続できる可能性もあります。
妊娠を待ち望んでいると、1日1日の体温の変化で不安が強くなってしまいますから、「妊娠している」と信じて待ちましょう。

妊娠していないのに高温期が20日以上?

これはもしかしたら生理周期が一定ではないのかも知れません。
排卵がしっかりしていないと、高温期と低温期の体温の変化がハッキリせず高温期がずっと続いているような錯覚をおこしてしまうのです。
数ヶ月以上基礎体温をつけるのを続けていて、高温期と低温期が区別されるか確認してみてください。

プロゲステロンが何らかの原因で過剰に分泌している場合も

また、妊娠していないのに高温期が20日以上続くのは、プロゲステロンが多く分泌しやすい病気というケースも考えられます。
黄体依存症という病気では、黄体ホルモンの分泌が多く妊娠しているような状態が続きます。

 

通常は11日~16日間のみ高温期が続くのに対し、この病気の人は20日以上続く可能性もあるのです。

 

ただし、正常な女性でも多少ずれることはあるため、目安としてみてください。
いつもは28日周期で生理がきていたのに、高温期が続くようならホルモン異常も考える必要が出てきます。

高温期が長期間続く場合は子宮や卵巣に異常がないか確認するとよいでしょう。
特に問題がないなら、もしかしたらストレスによってホルモンバランスを崩しているのかもしれません。

関連記事黄体依存症【ハルバン症候群】とは?生理周期で高温期が長い人は注意が必要?

高温期20日目で陽性なら妊娠しているの?

基礎体温
次に高温期が20日目で陽性反応が出た場合のケースです。
高温期が20日目で陽性反応が出れば、確実に妊娠しているといえるのでしょうか?

高温期20日目で陽性でも化学流産のリスク

高温期20日目で陽性反応が出ていれば、妊娠している可能性はあるでしょう。

 

注意したいのが、高温期20日目で陽性反応が出ても、そのあと化学流産するケースです。
化学流産とは医学的には「生化学妊娠」と呼ばれています。
妊娠22週未満で受精卵の染色体異常で流産してしまうものです。

 

高温期20日目で陽性反応が出たということは、受精卵は着床しています。
受精卵が着床してはじめてhCGホルモンが分泌されるからです。
ところが受精卵に染色体異常があると、細胞分裂が途中で止まってしまいます。

 

高温期20日目で陽性反応が出ても、そのあと赤ちゃんの細胞分裂が止まってしまうこともあるのです。
妊娠22未満に病院を受診し、胎嚢が確認できてもその中に胎児が確認できず、胎児がいても心拍が確認できないことで化学流産が判明します。

 

化学流産の多くはエコー検査をする前に流産してしまうものです。
そのため、フライング検査をしなければ本人も気が付いておらず、化学流産したことさえもわかっていません。
本人は「あれ妊娠のような症状があったのに?」と思う程度で、気が付かないことが多いのです。

 

赤ちゃんが育っていなくても妊娠検査薬で陽性反応が出るのは、受精卵が着床することでhCGホルモンが分泌したためです。
一度分泌しだしたホルモンが急に止まることはなく、流産してしまってもhCGホルモンの分泌はしばらく続いているため、お腹に赤ちゃんがいなくても陽性反応はでます。

高温期20日目で陽性でも子宮外妊娠のリスク

高温期20日で陽性反応が出たのにも関わらず、エコー検査で胎嚢がみられない場合は、子宮外妊娠の可能性があります。
すでに化学流産で自然と流れてしまったというケースもありますが、受精卵が卵管で着床して子宮外妊娠となっている場合もあるのです。

 

受精卵が卵管で着床しても、エコー検査ではみえにくいことがあります。
しばらくしてから腹痛や出血がみられるようなら、子宮外妊娠の可能性もあるでしょう。
様子をみていつもと違う症状があったら、病院を受診してください。

高温期20日目は胎嚢が確認できる?

胎嚢が確認できる時期は、妊娠4週後半~妊娠5週くらいです。
ちょうど生理予定日が妊娠4週で、高温期20日目とは妊娠4週後半にあたるため、高温期20日目は胎嚢が確認できる可能性があります。

 

しかし、胎嚢が確認できる時期は個人差があって、必ずしも高温期20日目で胎嚢が確認できるとは限りません。
エコー検査で見えなくても、妊娠兆候があって、妊娠検査薬で陽性反応が出ているなら、数日おいて再び受診が必要です。
胎嚢が確認できなくても慌てず、見えるようになる時期を待ちましょう。

高温期20日目に病院に行くのはまだ早い?

高温期20日目は生理予定日から1週間くらいが経過しているため、病院を受診してもちょうどよい時期です。
ただし、まだ胎嚢が見えるか見えないかの時期で、胎嚢の中に胎児や胎児の心拍が確認されるのは、もうすこし後になります。

 

妊娠の確定は、胎嚢、胎児、胎児の心拍が確認できて初めて成立となります。
高温期20日目だと、まだ胎嚢しか確認できず、赤ちゃんの心拍はわからないため、もう一度期間をおいて受診するよう言われる可能性があるでしょう。

・一度に済ませたい方は妊娠5週以降に受診
・早くエコー検査したい方は高温期20日目の受診でOK

このように調節してみてください。
赤ちゃんの心拍が確認できるのは、早い人で妊娠5週目から、遅いと妊娠8~9週目です。
早く受診するのは構いませんが、また受診が必要だと面倒だと感じる方は、少し受診時期を遅らせてみてください。

関連記事妊娠の初診はいつ頃から?その時の注意点まとめ

流産したら体温はどう変わるの?

化学流産していても、基礎体温はすぐに下がりません。
受精卵が着床していればhCGホルモンの分泌もしばらく続くからです。
hCGホルモンはプロゲステロンの分泌を高めていて、プロゲステロンが体温上昇をもたらしているため、化学流産してもすぐに体温は下がることはありません。

 

病院のエコー検査で胎嚢が確認できない、または胎嚢の中に胎児が確認できない場合は、残念ですが化学流産しています。
基礎体温の上昇や、妊娠検査薬の陽性反応だけでは、妊娠は確定できないのです。

 

また、稽留流産のようにお腹の中に胎児がいる場合では体温が上昇したままというケースも見られています。
この場合は子宮の内容物を取り除く処置をすれば、翌日くらいから体温は下がってくるでしょう。

逆に高温期が短い場合は?

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逆に高温期が10日以下と極端に短い場合は、妊娠しにくいこともあるため注意しなければなりません。
プロゲステロンが体温を高め受精卵の着床に必要となるため、このホルモンが分泌しにくいと妊娠しにくくなります。

 

ただし、思春期などまだ体が成長してない人は高温期が一定期間続かないなどまだ不安定な時期です。
大人になっても高温期が続かないならホルモンバランスの問題や、生殖器の異常に気をつけて、ストレスやダイエットのしすぎなども考えてみてください。

 

東洋医学では体の冷えはホルモンバランスを乱すともいわれているため、高温期が長期間続かない人は腹巻をする対策や、体を温める飲み物を積極的にとりましょう。
特に若い女性はダイエットのしすぎで体が冷えやすく、ミニスカートやスキニーパンツで下半身が冷えていることもあるのです。

まとめ

高温期20日で妊娠しているか調べる場合は次の目安を参考にしてください。

・高温期20日目で陽性
妊娠している可能性がありますが、化学流産や子宮外妊娠に注意してください。
・高温期20日目で陰性
まだhCGホルモンの量が足りず陰性になっている可能性があります。
妊娠の兆候がある場合は、期間をおいて検査しましょう。

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