妊娠中の便秘ですぐ出したい方必見!便秘対策14コ紹介します

妊娠中のQ&A

私も妊娠中はひどい便秘に悩まされた一人です。
もともとかなりの便秘体質だったのですが、妊娠中のいろいろな理由により、さらに便秘になり出すのも困難になってしまったのです。

 

そんなとき実践した14個の便秘対策を紹介します。
合わせて「なぜ妊娠中は便秘になるのか?」「薬での便秘対策」も解説していますので、参考にしてみてください。

妊娠中の便秘ですぐ出したいときにはコレ14選!

妊娠中に便秘になりすぐ出したいときは、14つの対策を実践しましょう。
どの対策があなたに合うかわからないため、ひとつずつ確認してみてください。

1・朝起きてすぐコップ1杯の水を飲む

妊娠中は羊水に水分を多く取られるため、こまめに水分補給をしましょう。
便を柔らかくしてカサを増やす役割があります。

 

柔らかい便が出ている方は、便に適度な水分を含んでいます。
妊娠中は体温も高くなりやすく、以前より汗をかいていることが多いため、意識して水分補給をする必要があるのです。
体に水分が不足すると便が硬くなりやすいため注意しましょう。

 

便が腸に長期間停滞することでも、便から水分が抜けていきカチカチになっていきます。
長い間便が停滞しているときは、適度な水分補給でも解消しにくいため、水分摂取をしながら別の方法も試しましょう。

2・適度な運動をする

妊娠中は激しく動くとお腹が張って痛くなるため、誰でもお腹をかばって運動不足になるものです。
便秘に運動が欠かせないのは、腸のぜん動運動を促すから。

 

腸が動きにくいタイプの「弛緩性便秘」の場合は、もともと腹筋が足りず、腸がうまく動いていない状態です。
腹筋運動は医師に「運動してもいいですよ」と言われたら、無理がない程度にやっても構いません。

 

上体を起こす腹筋運動は、妊娠中の便秘対策としてもおススメです。
ただしお腹が張っているときは中止して、無理のないペースで実践してください。

3・朝トイレに行くようにする

朝時間がなくトイレに行く暇がないと、朝食を食べてから排便する習慣が付きません。
妊娠中は朝トイレに行く時間がつくれますから、便意を感じなくても必ず便座に座り、排便を促すようにします。

 

人は寝ているときに便ができあがり、朝食を食べる刺激でぜん動運動がおこり、排便するようにできています。
現代人はついつい忙しく、朝ゆっくりとトイレに座る時間がなく、我慢しているうちに便意を感じなくなってしまっているのです。

 

食べ物が胃に入ると、消化を促すため副交感神経が働きます。
腸を動かすためには副交感神経へのスイッチ切り替えが必要で、朝食はとても大切なものなのです。
妊娠中は便秘になりやすいため、必ず朝食を食べてからトイレに座るよう習慣つけましょう。

4・オリゴ糖やヨーグルトで善玉菌を増やす

オリゴ糖単体の商品がスーパーなどで売られています。
単体で売られているものは少量でも効果が出るようになっていて、コーヒーなどのドリンク類に混ぜるだけで効果が期待できるものです。
オリゴ糖を大量にとりすぎると、お腹がゆるくなることがあるため、説明書をよく読んで摂取量を守りましょう。

 

オリゴ糖摂取として個人的におすすめなのが北海道産ビートを使った「てんさい糖」です。
ミネラルを多く含みオリゴ糖も入っています。
オリゴ糖の名前で売られている商品はビートから作られたものも多いですよ。

 

てんさい糖は料理にも飲み物にも使えるため、自然とオリゴ糖の摂取量が増えます。
オリゴ糖単体で売られているものと異なり、料理などにたくさん使っても、お腹がゆるくなることが少ないです。

 

オリゴ糖は腸の善玉菌の餌となり腸内環境を整えます。
そのものに便秘を治す効果はありませんが、便秘しやすい方は悪玉菌が増えやすいため、積極的にオリゴ糖を摂取しましょう。

日本で一番選ばれているオリゴ糖『カイテキオリゴ』

5・便秘に効果があるツボを活用する

私が今でも便秘対策として活用しているのが、足の裏にあるツボを刺激する方法です。
便秘をしている方は、土踏まずの部分がカチカチに硬くなっています。
この部分を丁寧に指の腹を使ってもみほぐすと、翌日にはすっきりと出る効果が期待できるのです。

 

もみほぐすのは土踏まずのかかと側から、内くるぶしに向かっての部分です。
この部分がカチカチになっていれば、腸の状態が悪いといえます。
妊娠中に足の裏を自分で揉むのが大変な場合は、フットマッサージ器や青竹ふみなどを使っても、同じように刺激することが可能です。

6・食物繊維を多く摂取する

生野菜だとカサが多くたくさん食べられません。
根野菜のように煮て食べるほうが一杯食べられて食物繊維補給に繋がります。

 

野菜に含まれる食物繊維といっても、2種類あります。
・水溶性食物繊維
水に溶ける食物繊維で、便をやわらかくするためにおススメです。
・非水溶性食物繊維
水に溶けない食物繊維で、便のかさを増やして、大腸のぜん動運動を促します。

 

妊娠中にたくさんの野菜を食べても便秘が治らず、便が腸に長期間停滞するようなら、水溶性食物繊維を増やしてください。
カチカチになりやすい人が非水溶性食物繊維を多くとりすぎると、よけいに硬くなって出づらいことがあるため注意が必要です。

 

水溶性食物繊維は、りんごに多いペクチンや、こんにゃくに含まれるグルコマンナン、海藻類のアルギン酸やフコイダンなどです。
妊娠中に便秘がひどくすぐ出したい方は、毎日りんご1個を食べて、味噌汁やサラダなどで海藻を取り入れましょう。

7・朝のコーヒー

妊娠前から朝のコーヒーを日課にしていた方は朝の1杯だけは続けましょう。
朝のコーヒーは腸を刺激し排便を促す効果が期待できます。
妊娠中でも1杯程度なら問題はありません。

 

ただしコーヒーを飲むと便秘になってしまう方もいます。
カフェインが胃腸の働きを促すため便秘が解消されるのですが、逆に便秘になってしまう方はカフェインの利尿作用で便秘になるようです。
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は胃腸の働きを抑制し、便秘になる方もいます。

 

朝のコーヒーは、体質によって効果がある方とない方に分かれます。
妊娠前からコーヒーを飲んで排便が促されない方は、飲んでも効果が期待できないでしょう。

8・白米を食べる

ご飯は水分量が多く、おかずよりご飯を多めにするだけで便秘解消効果が期待できます。
私もご飯を少なく食べるタイプだったのですが、普段から量を多くしたら満足感も得られやすく便秘も解消されたため驚きました。
便を出すためには便のカサを増やしたほうがよい場合もあるようです。

 

白米の量を増やしても便秘が改善されない方は、玄米や雑穀米を混ぜ合わせると、さらに食物繊維が増えて効果的です。
雑穀米を混ぜると血糖値が上がりにくくなりますから、妊娠中に太り過ぎないよう、混ぜ合わせて食べてみてください。

9・ストレスを和らげる

交感神経の働きが強くなると腸にも影響を与えます。
睡眠不足の解消、ゆっくりと休むことも重要です。

 

ストレスが溜まっている状態は交感神経が優位になりやすく、腸が働きません。
腸の活動を促すためには、副交感神経を優位しないといけないのです。
食べ物を胃に入れると副交感神経が働いて腸が動きますが、ストレスで自律神経を乱している方は、この切り替えが上手くいっていません。

 

自律神経は自分で調節できませんが、呼吸をすることで自分でも意識して変えることができます。
息を吸ったときは交感神経が、息を吐いたときは副交感神経が刺激されるようにできているのです。

 

ストレスが溜まって交感神経が優位になる方は、呼吸法を身に付けましょう。
呼吸を使って精神を安定させる方法は、アメリカ軍でも採用している方法です。
4秒かけて息を吸ったら、4秒息を肺に溜めておき、4秒で息を吐き出し、4秒間肺に空気がない状態を繰り返します。

 

なお海軍は手足を縛られた状態で水に沈められ、自分で対処できる訓練をすることがあるそうです。
このようなときにパニックを起こすとおぼれてしまうため、普段から彼らは呼吸法を使って精神統一する方法を身に付けています。

10・トイレを我慢しない

便秘しやすい人の特徴としてよく見られるのが、便意を感じても我慢してしまうこと。
数回ほど我慢すると本当に出なくなってしまいます。
朝便意を感じるような行為を習慣づけましょう。
朝のコーヒーや朝食を食べる、コップ1杯の水など腸を動かし刺激するといいですよ。

 

実は私もトイレを我慢してしまうタイプです。
その理由は「トイレに行くのが面倒だから」「排便するのに時間がかかるか」という理由から我慢してしまいます。

 

腸に便が停滞してしまうと硬くなり行きたくなる、また我慢して硬くなるから行きたくなくなる。
このような悪循環に陥っているように思います。
毎日やわらかくてスルッとしたバナナ便が出ればいいのですが、そうではなく硬くて出しづらい便のため、「トイレに行くのが面倒」となってしまうのです。

 

このようなタイプの方は、トイレに行く行為だけでは解決することができません。
便をやわらかくする工夫が必要となってくるのです。
すぐに硬くなってしまう私が便をやわらかくするのに効果があると感じるのは、毎日バナナを2本食べる、乳酸菌サプリをとる、マグネシウムを摂取するなどでしょうか。

 

確実に「これなら便がやわらかくなる」というのは見つけられていませんが、比較的バナナは便が柔らかくなるように思います。
トイレに行きたくない理由が便が硬いためなら、バナナを毎日食べるのがおススメです。

11・相性の良い発酵食品を食べる

ヨーグルト、納豆や味噌のような発酵食品をチョイスしましょう。
どのタイプでも腸内環境を整えてくれますが、その人の腸と食べ物は多少相性があります。
普段からこれを食べると出ると感じる食べ物を見つけておきましょう。
日本人は納豆や味噌など大豆由来の発酵食品と相性がよい傾向があります。

12・オリーブオイルを飲む

オリーブオイルは腸まで届き、便のすべりを良くしてくれます。
毎朝スプーン2杯のオリーブオイルを飲むだけで、便秘解消効果が期待できるでしょう。

・1日1回朝にオリーブオイルを飲む
・エクストラバージンオイルを飲む
・1回あたり大さじ2杯程度を飲む

オリーブオイルを飲む時間帯は空腹時や食間です。
食事と一緒に飲む方法や、火を通す方法だと効果が半減してしまいます。

 

オリーブオイルが便秘に効くのは、胃や小腸で分解されず大腸まで届くからです。
便にオイルが染みわたり柔らかくする効果が期待できます。
さらにオイルが潤滑油となり、便の滑りをよくしてくれます。

 

効果が期待できるのは本物のオリーブ油で、安価なものは薄められているものも少なくないため、避けるようにしましょう。
安すぎるものや、瓶ではなくプラスチック容器に入っているものは、混ぜ物をしている可能性があります。
混ぜ物をしていなくても、プラスチック容器の成分が少しずつオイルに混入していく可能性もあるため、妊婦にはプラスチック容器のオリーブオイルはおススメできません。

13・それでもだめなら妊婦でも飲める薬を処方してもらう

12個の対策を実践してみてダメだった場合は、病院で便秘薬を処方してもらうのがいいでしょう。
長く腸に停滞すれば、便の水分が吸収されてますます硬くなり、出にくくなってしまうからです。
妊婦でも飲める便秘薬は、後ほどじっくりと解説します。

14・最終手段は無理やり出す

便が1週間くらいでないと、上からどんどん便が積み重なり、便が硬くなって巨大な栓のようになってしまいます。
こうなったらお手上げ状態ですよね。

 

栓となった便は、腹筋の力だけでは出すことができなくなります。
最初の部分が出ても、硬くなった便は切ることができないため、自分で細かく切る必要が出てくるのです。

 

そんな場合は肛門の少し外側を押すと便に触れますから、自分で少しずつ便を切りながら出す方法を試してみましょう。
1週間や2週間も便秘を放置してしまった場合は、この方法で対処してください。

妊娠中の便秘をすぐ出したいときは便秘薬が便利

妊娠中便秘すぐ出したい
妊娠中に便秘になりすぐ出したいときは、医師に相談する方法も考えてみましょう。
便秘薬は腸を刺激し、同時に子宮の収縮も促して流産のリスクがあるため、市販薬を勝手に飲まず、医師に相談してください。

妊娠中でも使える便秘薬

聖隷浜松病院総合周産期母子医療センターのパンフレットによると、妊娠中でも使える便秘薬として「マグラックス錠」「マグミット錠」を挙げています。
どちらも便の水分量を増やして柔らかくする便秘薬で、習慣性が少ないため長期的に服用しても安心だとのことです。

 

マグラックス錠やマグミット錠は、腸管内のみに効果を示す医薬品で、赤ちゃんへの影響はないと考えられています。
1日2000mgの量まで問題がないそうです。

 

大腸のぜん動運動が弱くなっている方には、大腸刺激性下剤がおススメです。
妊娠中に使えるのは「ピコスルファートナトリウム」ですが、大量投与により子宮収縮の恐れがあるため、使用量には注意しましょう。
習慣性がある薬ですから、便秘をすぐに出したいときだけに使う医薬品です。

 

長期的な便秘の場合は、「ビオフェルミン」が処方されることもあります。
乳酸菌で腸内環境を整える整腸剤で、腸のみ影響をもたらすため、赤ちゃんへの影響はないと考えられているタイプです。

妊娠中は控えたほうがいい便秘薬

便秘薬として処方されることがある「アローゼン」「センノサイド」「プルゼニド」は妊娠中には使わないほうがよい便秘薬です。
添付文書にも「妊娠または妊娠している可能性がある婦人には原則禁忌」となっているため、使うことはできません。

 

これらの便秘薬は子宮収縮を促す可能性があるもので、大量投与で流産のリスクがあります。
通常投与では問題ないとされているようですが、病院によっては妊婦には原則投与しない病院も少なくないようです。
出典:http://www.seirei.or.jp/hamamatsu/outpatient/childbearing/download/upload/yurikago.pdf

妊娠中の便秘と赤ちゃんの影響とは?

妊婦便秘すぐ出したい
妊娠中に便秘になっても「たかが便秘」と思っていませんか?
実は便秘が悪化すると、切迫早産を引き起こすリスクがあるのです。
出典:http://www.seirei.or.jp/hamamatsu/outpatient/childbearing/download/upload/yurikago.pdf

 

切迫早産とは、妊娠22週~36週のころに生まれる直前までいくことです。
子宮収縮がおこって出産しかけており、子宮口も開いています。
なかにはすでに破水してしまった状態もあるようです。

 

この時期はまだ赤ちゃんはお腹の中で過ごすべきで、切迫早産だと診断されたら、自宅で安静にしながら過ごす必要があります。

・感染症
・子宮頸管無力症
・多胎児

これらが切迫早産の原因だと考えられていますが、便秘もそのひとつです。

 

実は私も切迫早産だと診断されていました。
特に兆候はなく、恥骨の軽い痛み、おりものの増加程度の症状です。
子宮口も開きかけていたようで医師から「家で絶対安静です」と言われてしまいました。

 

切迫早産だと診断されても、子宮収縮を抑える薬を服用すれば、症状がおさまる可能性があります。
私も薬を飲んでできるだけ安静を心がけていたら、次回の診察で問題なしと言われました。
それでも症状がおさまらない場合は、入院が必要となります。

 

便秘になると切迫早産リスクが高まり、切迫早産になるといきむにくくなるため便秘になる。
悪循環に陥りやすいため注意しましょう。
いきまないと便が出ないほどの症状なら、医師から便秘薬を処方してもらってください。

妊娠中は便秘になりやすい7つの理由

0063efd4c0368b0e646e69de5d37c1d4_s
妊娠中はいろいろな理由から、便秘になりやすくなります。
次の原因も合わせてチェックしておきましょう。

1・お腹が大きくなり子宮や大腸を圧迫するため

妊娠後期になると、お腹が大きくなり子宮や大腸を圧迫するようになります。
これにより大腸のぜん動運動が悪くなって、妊娠中は便秘になりやすいのです。

2・お腹に力を入れるのが不安になるから

切迫早産を経験した方は、便をだすときにいきむのが怖くなり、便秘になってしまう方もいます。
「思いっきりいきむと赤ちゃんが出てくるかも?」
このような心配は本来必要ありません。
切迫早産の原因が頸管無力症だった場合は、出産がくるまで頸管を糸で縛り、赤ちゃんが出てこないよう対処することもあります。

3・プロゲステロンの分泌により腸の動きが悪くなる

妊娠全般で便秘になりやすいのは、プロゲステロンの影響が大きいといえます。
プロゲステロンは子宮内膜を維持させて、流産を防ぐために必要なホルモンです。
流産を防ぐためにプロゲステロンは子宮の収縮をおさえているため、近くにある腸も影響を受けてしまいます。

4・水分摂取量が少ないため

妊娠中は羊水のためにたくさんの水分が必要となります。
いつも通りに水分補給をしていると、水分が足りなくなって便の水分が不足し、便秘になってしまうこともあるようです。

5・運動不足による便秘

妊娠中は動くとお腹が張ってしまうこともあるため、運動不足になりやすいです。
お腹が張る場合に急激な運動はできませんが、休み休みなら運動はできます。
家事や夕食の材料の買い出しなどを利用しながら、適度に動くようにしましょう。

6・自律神経の乱れによる便秘

妊娠中は女性ホルモンのバランスも変化していき、一時的に自律神経の乱れが出る方もいるようです。
腸も自律神経によって調節されていますから、その理由から便秘になる方もいます。

 

腸を働かせるには副交感神経へのスイッチ切り替えが必要で、交感神経ばかりが優位になっていると、腸が動きにくくなってしまうのです。

7・妊娠中のストレスが影響する

妊娠中は不安がつきもので、ストレスが溜まってしまう方もいるでしょう。
体調が悪ければ家にこもりっきりとなり、運動不足でストレスが溜まる場合もあります。
ストレスは自律神経の乱れとも密接に関係しているため、できるだけ解消させるようにしましょう。

まとめ

14種類の便秘対策を紹介しましたが、妊娠中は対策をしてもなかなか解消できないこともあります。
私はカチカチになって出ない状況がある時には、肛門周辺をマッサージしました。
肛門周辺に触るとカチカチの便に触れることができ、指でほぐすと出やすくなったのです。
既に頑固な便秘になると食べ物では解消にしくいため、出すための努力が必要ですからためしてみてくださいね。