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私ができなかった対策教えます!妊娠線の仕組みと予防方法のまとめ

更新日:2017年4月12日

「妊娠線の仕組みってどうなっているの?」
「人によっては妊娠線が多くできる人もいるけど?」
「私は1本も出なかった!」

という人もいます。
いったいその違いは何なのでしょうか。

そんな疑問を抱える人のために、妊娠線の仕組み、予防法やできちゃったときの対処法などを紹介します。
私自身が実際に試してみて、効果があった対策も参考にしてみてください。

簡単でわかりやすい!妊娠線ができる仕組み

簡単に説明すると、赤ちゃんが大きくなるにつれてどんどん母体のお腹が大きくなり、皮膚が追いつかなくなって割れ目ができてしまうものです。

例えば赤ちゃんが大きく成長しすぎれば、母体の皮膚も急激な変化に耐えられず、皮膚の一部が割れてしまうこともあるのです。
一度切れてしまった皮膚は元に戻りにくいため、産後線が残ってしまう人も多いようです。

そして妊娠線ができる原因は、「女性ホルモンのバランスの変化」と「体重の増加」が大きくかかわっています。

「女性ホルモンのバランスの変化」

妊娠すると妊娠を継続するためのホルモンが分泌されます。
そのなかのひとつ「コルチコステロイド」が増加することが、妊娠線ができやすくなる原因のひとつです。

コルチコステロイドとは副腎皮質ホルモンの一種です。
免疫を抑制する働きを持ち、赤ちゃんができても異物だと判断しないために分泌量が増えます。
でもこのコルチコステロイドが増加するおかげで、肌の弾力を保つコラーゲンの生成も抑制されてしまうのです。

妊娠線は肌にあるコラーゲン繊維が切れることで起きるため、このホルモンは妊婦さんにとってやっかいな存在になります。

「体重の増加」

妊娠すると血液量が増えてむくみやすく、通常よりも皮下脂肪が付きやすくなります。
妊娠線ができやすいのは、お腹、太もも、胸、お尻、二の腕など脂肪が付きやすい部位ばかりです。
体重が増えればそれだけ皮膚が引っ張られ、それに耐えられなくなった皮膚組織に亀裂が入っていきます。

妊娠線が一度できると解消できないわけ

妊娠線は皮膚の真皮にまで及んでいるため、一度できると修復できません。
肌の表面にあるのが角質層で、その下にあるのが表皮、さらに深いところにあるのが真皮です。

真皮の大部分を占めているのがコラーゲンで、たんぱく質でできています。
ほかにもヒアルロン酸やエラスチンなども含まれていて、肌の弾力を保つ働きがある部分です。
真皮には血管、リンパ管、汗腺などもあって、とても深いところなのです。

この真皮の部分にあるコラーゲン繊維が切れるのが、妊娠線というわけです。
コラーゲンを補えば解消できそうな気がしますが、深く断裂した部分は元に戻ることはありません。

外側からコラーゲンクリームを塗っても意味がないことなのです。

妊娠線ができる時期

体幹
やはりお腹が大きくなる時期と重なっています。
早い人で妊娠4ヶ月目ころからできはじめるのは、この頃になるとお腹もぐんぐん大きくなりやすいからです。
胎盤が形成されると子宮の中には羊水ができあがり、赤ちゃんの成長も促されます。

多くの場合は妊娠後期になってからで、お腹の大きさに耐えられなくなる時期と考えておけばよいでしょう。
一般的に妊娠線ができるのは、妊娠5~7か月です。

でも妊娠線ができない人もいるけど?

実は私は子どもを1人産みましたが、妊娠中も産後も1本たりとも妊娠線ができませんでした。
妊娠線ができるかは体質やお腹の大きさなどにも左右されてしまうようです。

私のお腹に妊娠線ができなかったのは、母体の体重を10kgちょっとで押さえた、赤ちゃんも3000g以下と小さかった、妊娠後期に体重の増加を制限したというのも理由なのでしょう。

できやすい体質というのもいろいろとあるみたいです。

妊娠後期に体重が急激に増えた人

短期間の間で体重が大きく増加すると、同時にお腹も大きくなるため、皮膚の表面がそれに耐えられなくなり裂けてきます。
妊娠期間で10kg以下ならできにくく、12kg以上の増量があると妊娠線ができやすい人が多いようです。

・乾燥肌の人

もともと乾燥肌の方、敏感肌の方、アトピー性皮膚炎がある方なども注意が必要です。
肌が乾燥しやすい方は、肌のヒアルロン酸やセラミドなどが少なく、引っ張られる力に耐えることはできません。
妊娠線の予防に保湿ケアが使われるのも、乾燥と妊娠線は密接なつながりがあるからです。

小柄でお腹が大きくなりやすい人(骨盤が小さい)

もともと痩せている人、骨盤が小さい人も妊娠線に注意が必要です。
その理由は、皮膚の割合が小さく、妊娠することで皮膚が伸びて断裂しやすいから。
もともと体重が少なく、妊娠中にも体重の増量が多くなくても、できる人もいます。

・双子など多胎の場合

同然赤ちゃんが1人より、2人や3人と人数が多くなれば、お腹の皮膚も引っ張られ、妊娠線ができやすくなります。

・高齢出産の方

年齢を増すと肌の張りも少なくなり、妊娠線ができやすい傾向にあります。
若いからと油断していたらできる人もいるため、年齢だけが要因ではないことは覚えておきましょう。

など色々理由があるようですが、やはり体重の急激な増加は影響が高くなっています。

妊娠線予防クリームって必要なの?

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私はできなかった体質のため、不用と考えています。
しかし、肌が乾燥しやすい人やもともと肌のコラーゲンが足りない人などは、予防対策として使ったほうがよいのではないでしょうか。

クリームは主に保湿を高めて皮膚の乾燥を防ぎ、肌が伸びても無理に引っ張られないように対処するものです。
妊娠中にホルモンの影響で肌が乾燥しやすい人、もともと肌が荒れやすい人などは肌ケアにもなるため使うことをおすすめします。

「妊娠線予防クリーム・オイルの選び方」

妊娠予防クリームやオイルを選ぶ際には、次のことに注意して選びましょう。

・妊婦用であること

女性ホルモンの影響で妊娠中は肌が弱くなるため、そのことに配慮した妊婦用を選んでください。
いっけん安全性が高いように思えても、妊娠中に使えないアロマや植物成分が配合されていることもあります。

そして使用するスキンケア成分はけい皮吸収されるため、無添加のものをつかいましょう。
また、アロマオイルなども肌から吸収されるため、妊娠中に使ってはいけないものは避けることをおすすめします。

・高ければいいわけではない

妊娠線専用のクリームやオイルは意外とお値段が高く、家計に負担をかけて続かないことがあります。
高いから効くということではなく、毎日継続して使えてはじめて効果を発揮するのです。
「高いから続かない」では意味がないため、お値段にこだわらず、長く使えるものがおすすめ。

・妊娠予防クリーム、オイルは万全ではない

注意したいのが妊娠予防クリームやオイルを使っていたから、妊娠線はできないと思ってしまうこと。
乾燥は妊娠線ができるひとつの要因であって、これを防いだからといってできないわけではないのです。

現に妊娠中にまったくクリームやオイルなどの対策をしていなかった私はできませんでした。
何よりも大切なのが、保湿のみで終わらせないことです。
肌がしっとりしていても、体重の増加が大きければ、皮膚が引っ張られ意味がなくなってしまいます。

実はスキンケアというものは、皮膚のごく浅い部分にしか浸透することはできず、真皮まで入り込むことはできないのです。
妊娠線ができる真皮まで、スキンケアでコラーゲンを届けることはできません。

妊娠線予防クリーム・オイル人気商品

ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム

ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム
画像出典:http://www.natural-s.jp/shop/g/g240/
妊娠中のボディのためにつくられた商品で、安心して使えます。
肌の弾力をサポートする植物成分と、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミド、アミノ酸などのうるおいサポート成分が加えられています。
石油系界面活性剤無添加で低刺激なのがうれしい商品です。
防腐剤としてフェノキシエタノールが使われています。
商品価格:2,916円(税込)

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エルバビーバ(erbaviva)

エルバビーバ(erbaviva)
画像出典:http://www.johnmasters-select.jp/s/f/dsg-108
ジョンマスターオーガニックから販売されている妊婦用商品です。
1996年カルフィルニア発のスキンケア商品で、オーガニック成分を使用し、合成原料をいっさい使っていません。
赤ちゃんにも使える優しさがある商品です。
ママ向け商品はオイルタイプ。
肌を整えるニンジン種子油、ローズヒップ油を配合しています。
商品価格:13,176円(税込)

ベルタマザークリーム

ベルタマザークリーム
画像出典:http://item.rakuten.co.jp/girls-web/belta-pregnancy_1/
オーガニック原料を5種配合し、コエンザイムや葉酸、アミノ酸なども配合しています。
妊娠線対策と同時に透明肌や引き締め対策もでき、スキンケアも一緒にやりたいママにおすすめです。
シンプルな成分なものよりも、1本で美肌対策もしたい方向け商品でしょう。
石油系界面界面活性剤など8つの成分が無添加です。
防腐剤としてはフェノキシエタノールを使用しています。
商品価格:6,980円(税込)

AMOMAマタニティオイル

AMOMAマタニティオイル
画像出典:https://www.amoma.jp/product/maternity_bellyoil.html
保湿力の高いマカダミアナッツオイルをベースにして、アロマセラピストが厳選した3つの精油をブレンドしています。
天然オイルで肌に優しく、アロマの香りで癒される商品です。
100%植物成分でつくられているため、完全無添加の商品を買いたい方におすすめします。
シンプルな配合成分は、産後のケアにも使いやすいでしょう。
商品価格:2,129円(税抜)

オーガニックマドンナ

オーガニックマドンナ
画像出典:http://www.madonna.co.jp/item/organic-001.html
日本人の肌にあわせてつくられた、国産オーガニック成分の商品です。
オーガニック植物成分は、比重ベース100%のうち配合率が90%です。
オーガニック商品と明記されている商品でも、わずかしか配合していないのが実情。
こちらの商品は妊娠線対策から、ベビー用保湿まで幅広く使える安心さがあります。
防腐剤としてフェノキシエタノールを配合しています。
商品価格:3,456円(税込)

犬印モイスチャーミルク

犬印モイスチャーミルク
画像出典:http://www.inujirushi.co.jp/inner/ct018/
マタニティ用品でも知られる犬印の妊婦用ミルクです。
低価格なのが魅力で、たっぷり使っても惜しくないのが魅力でしょう。
保湿成分はコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンです。
アロマの効果があるピンクグレープフルーツの香りがします。
石油乳化剤無添加、無香料、無着色です。
商品価格:2,052円(税込)

ワコール マミィエモリエントクリーム

ワコール マミィエモリエントクリーム
画像出典:http://www.wacoal.jp/item/disp/detail.html?GOODS_CD=MOY007&SEASON_CD=17SS&StaticBrand=150001
マタニティ下着を販売するワコールから、妊娠中に使えるクリームが販売されています。
産前、産後にも使える商品で、保湿成分としてケープアロエエキス、ヒアルロン酸、スクワラン、ユーカリエキスが含まれています。
塗りやすいテクスチャーで、気になる部分になじませるだけでいい商品です。
商品価格:8,424円(税込)

妊娠線予防に大切なこと

肌の保湿、体重を増やしすぎないことも重要ですが、肌を乾燥させないケアも実践してみましょう。

現代人の多くが乾燥肌になっているのは、洗いすぎが原因のことも多いのです。
石油系の石鹸などで洗えば皮脂を多く落とし、天然の皮脂が無くなるから肌が乾燥します。

保湿をがんばりすぎる前に、肌を乾燥させないようにすることのほうが大切です。
肌が乾燥する人はタモリ式入浴もおすすめ。
タモリさんいわく湯船に入れば多くの汚れは落ちるもので、石鹸を使って洗う必要が無いのだとか。
福山雅治さんなど多くの芸能人もタモリ式入浴法を実践されているそうです。

「妊娠中の体重増加について」

赤ちゃんは約3,000gのため3kgの重量があります。
妊娠中に10kg母体の体重が増えたとすれば、母体の組織が7kg増えたことを意味するのです。

その内訳は、胎盤が700g、羊水が800g、血液の増加で1kg、赤ちゃんの重さとあわせると7kgくらいになります。
つまり妊娠中に体重が10kg増えれば、母体に余計な脂肪が2~3kgは付いたといえるのです。
この脂肪の割合が大きくなればなるほど、当然妊娠線もできやすくなります。

妊娠中の体重の増加は、BMIによって目安が決められています。

・BMI18.5未満(やせ)・・・9~12kg
・BMI18.5~25.0未満(ふつう)・・・7~12kg
・BMI25.0以上(肥満)・・・要医師の相談

「プラスしたい妊娠中の運動」

体重の増加は1週間に500gまでが目安です。
これ以上増えすぎてしまう場合は、妊娠中に利用できる安全な運動を活用しましょう。
妊娠中は激しい運動はからだに負担がかかるため、散歩やウォーキング、買い物などでよく歩くことが大切です。

有酸素運動を取り入れる場合は、1回あたり長時間をやるのではなく、1日のトータルで20~30分くらい続けているのが理想です。
コツコツとした積み重ねでも、脂肪燃焼効果があることがわかっています。

「体重増加を防ぐ食事」

妊娠中に体重の増加を防ぐには、食事の管理が一番重要です。
運動による消費カロリーはわずかで、体重50kgの人がゆっくり歩いた場合30分で74キロカロリーしか消費できません。
それよりも食べ過ぎを防ぐほうが、妊娠中の太りすぎ予防に効果的です。

妊娠中に食べ過ぎを防止するといっても、極端なダイエットは不要です。
1日3食食べて、野菜を多く取り入れるだけでも違います。
赤ちゃんにも栄養が必要なため、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく摂取してください。

・温かい汁ものを加えて満足感アップ
・野菜たっぷりメニューを取り入れる
・甘いもののとり過ぎに注意
・菓子パンなどで食事を済ませない

「コラーゲンをつくる栄養補給」

妊娠線とは真皮にあるコラーゲン繊維が断裂したものと説明しました。
だったら、妊娠中にコラーゲンを生成する栄養補給をすればいいのです。

コラーゲンの生成にはたんぱく質とビタミンCの摂取が必要です。
また、たんぱく質の合成には亜鉛も必要となってきます。
最低限でもたんぱく質が豊富なメニューと、ビタミンCが含まれる野菜や果物を食べるようにしてみてください。

「腹帯やガードルを付ける」

意外と見逃されている対策ではないでしょうか。
お腹が大きくなることで妊娠線ができてしまうのですから、お腹の重みで皮膚が垂れ下がらないようにする対策はとても重要です。
その対策として使えるのが、腹帯やガードルです。

犬の日に腹帯を付けると安産になるともいわれており、妊娠5か月に入った最初の犬の日に腹帯を付けましょう。
妊娠4か月ころに胎盤が形成され、このころから徐々にお腹が大きくなるため、妊娠5か月で腹帯を付けるのは理にかなっています。

・お腹を冷やさないため
・お腹の重みで皮膚が引っ張られないようにする

このような目的があります。ガードルを付ける場合は、妊娠専用のものを使ってください。

「夏に妊娠していたから腹帯は付けなかった」
「腹帯ってなんかじゃまくさい」
「腹帯を付けると安産になるって迷信でしょ」

このように思っていた私の姉は妊娠線ができていました。

「本当は腹帯は付けたくないな、でも母がいうから付けよう」
このようにちょっとがまんして腹帯を付けていた私は、1本も妊娠線ができませんでした。
経験者の言うことは素直に聞いておくこと。
ちゃんと意味があって伝えられてきていることなのです。

できてしまった妊娠線を消す方法

一度断裂したコラーゲンは元に戻せないと説明しました。
でも、今は美容外科の技術があるため、目立たなくすることは可能なのです。
スキンケアでコラーゲンを補っても肌のごく表面しか届かなくて意味がないのですが、美容外科の技術ではコラーゲン生成を補う施術があります。

・高周波によるケア
美容外科やエステなどにある高周波が出る美容器具を使うと、コラーゲン生成を促すことができます。
高周波は皮膚の奥深くまで到達させることが可能で、若返り治療としても利用されているものです。
美容器具を活用する場合は、必ず真皮まで届くか確認してください。

・血流改善ガスを注入
炭酸ガスを真皮に直接注入し、血流を改善させ、コラーゲン生成を促す施術です。
極細の針を使用するため、痛みは感じにくくなっています。
ダウンタイムや副作用もなく、安全で使うことが可能です。

・レーザー治療
薄い妊娠線に効果的な治療方法です。深い妊娠線の場合は、効果がなかった、やけどしたなどのリスクもあるため、炭酸ガス治療をおすすめします。

まとめ

妊娠線ができる仕組みはお腹が急激に大きくなるのに耐えられず、お腹の皮膚が裂けてしまうから。
肌の乾燥なども原因のひとつだといわれているため、基本的な保湿対策にも心掛けてみましょう。

もう一度妊娠線予防に重要なことをまとめておきます。

・妊娠中は10kg以上増やさない
・お腹が大きくなったら腹帯を付けよう
・短期間で一気に体重を増やさない
・肌が乾燥しやすい方は保湿を

妊娠線が1本もできなかった私が考えるのは、体重を増やし過ぎない、腹帯を付けて皮膚の伸びをガード、この2点が重要なのではないかと思います。
妊娠線とは皮膚が引っ張られてコラーゲン繊維が断裂することですから、この2点の原因はかなり大きいはずです。
妊娠線クリームを一生懸命塗るより、体重管理を徹底して、腹帯を巻くこと!に注意してみてください。

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