妊娠中の風邪で抗生物質は飲むのか?飲まないのか?

妊娠中に風邪をひいたとき、抗生物質は飲むべきか?それとも飲まないべきか?迷いますよね。医師に妊娠中だと告げればかならず危険性の高い薬はのぞいてくれますが、それでも人が処方している薬ですから100%確実ということはありえません。自分でも妊娠中と抗生物質の関係性について知っておきましょう。

妊娠中に避けたい抗生物質

抗生物質でも母体のために最低限必要だと判断されれば処方されることがあります。しかし、その時には効果が弱いものであり、強い抗生物質は処方されません。

ホスミシン・スオード・バクタなど。ペニシリン系は比較的効果が穏やかなため、妊娠中に必要であれば処方されることがあります。その他の薬については医師の処方の元服用するのが大前提です。

特に妊娠初期で妊娠に気が付かず、風邪だと思って病院を受診し抗生物質を処方された際には注意してください。妊娠初期には神経や脳など重要な器官が形成される時期で、薬を安易に飲むべきではありません。妊娠初期は熱っぽい、鼻水など風邪みたいな症状が出る場合も多いので間違えないで下さいね。

そもそも風邪で抗生物質が必要か考えてみよう

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そもそも日本のようにこれだけ頻繁に抗生物質を処方する国はまれです。抗生物質は細菌感染などを防ぐ意味を持ちますが、風邪を引いたからといって必ずしも抗生物質が必要な感染症にかかるとは限りません。

風邪のときに出されるのはあくまでも予防のため。風邪をこじらせないためです。

抗生物質を飲むと風邪が早く治るというのも勘違いです。風邪は自力で治すものであって、免疫力があれば十分堪えられます。体力が落ちた高齢者が感染症を防ぐために飲むのは仕方がなくても、妊娠中の方は必要ないのではないでしょうか。

抗生物質の乱用は風邪を悪化させる

抗生物質を風邪のたびに服用していると、次第に耐性ができて抗生物質に効かない体になる可能性もあります。必要なときに飲むのは良いのですが、予防だけのためにはあまり必要がありません。

また、抗生物質は常在菌を殺す作用もあるため、逆に免疫力が下がってしまうことも。特に妊娠中の方は常在菌のバランスが乱れると、産後などにカンジダ菌が増殖することもあるため注意してくださいね。

まとめ

妊婦が抗生物質を飲むべきか?は最低限必要な分のみといえます。抗生物質や薬を飲まなくても、免疫力を強くしておけば対処できることは多くあります。風邪をこじらした時、膀胱炎や中耳炎など細菌感染を起こしたときなどに限定してみて下さい。乱用すると産後にカンジダ膣炎になって酷い目にあいますよ。

追記

つい先日、読者の方から「妊娠中のホスミシンはどうなんですか?」みたいな質問のメールをいただきました。その方は妊娠中に処方されたそうで、私の記事を読んで不安になられたそうです。

そこで妊娠中にホスミシンを飲んでも大丈夫なのか?詳しく調べてみました。

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ホスミシンは抗生物質です。抗生物質のなかでは比較的安全性が高いとか、副作用が少ないなどといわれているようです。使用目的は主に細菌感染の治療で、女性なら膀胱炎・中耳炎・副鼻腔炎などに使用されることがあります。

副作用については発疹、下痢、消化不良などです。まれに頭痛や耳鳴りなどが発生することがあります。

妊婦の注意点について

妊婦あるいは現在妊娠する可能性のある人が使用する場合は、服用量を減らすなどの配慮をしないと、病状を悪化させたり、胎児(たいじ)に悪影響を及ぼすこともあるので、あらかじめその旨を医師に報告してください。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/kusuri/480/m0u/

gooのお薬辞典にはこのような注意書きがかかれています。簡単にいうと妊娠中の方は、使用する場合服用量を調節しなければならないということです。量が多ければ胎児に悪影響を及ぼしかねないわけです。

結果的にホスミシンはどうなのか?

産婦人科が処方したものなら量は調節されているはずですから、医師の指示を守れば服用するのは問題ないと思います。内科などほかの科にかかられている場合は、妊娠したことを告げていればこの場合も量は調節されているでしょう。

抗生物質が処方されるということは、何らかの細菌により炎症が起きていることになります。妊婦が何らかの病気にかかれば、それを治すことが専決となります。この場合薬は100%副作用が無いとはいえないが、母体の安全性を考慮してできるだけ作用が少ないものが処方されます。

ただし、私が思うには風邪で抗生物質を飲んだり、予防のために服用する必要はないのではないかということ。もし細菌により既に炎症が起きているなら、抗生物質が必要なケースもありますが、できるだけ飲まないことに越したことは無いのです。

炎症は他の方法でも治るかも?

実は私は膀胱炎を市販の漢方薬で治したことがあります。初期だったこともあり、薬を服用せず漢方薬のみでも改善しました。

もし妊娠中に何らかの炎症が起きていて、治療が必要だと判断されるなら、医師に漢方薬を処方してもらう方法も良いように思います。薬より漢方薬のほうが作用が穏やかなものが多いからです。その場合は妊娠中でも利用できる漢方薬に限り服用してください。勝手な判断で市販の漢方薬を使用すると、万が一子宮を収縮させる作用がある成分もあるため注意しましょう。

抗生物質はどうする?

もし母体の安全性を確保する必要があるなら医師の処方されたホスミシンは服用するのが望ましいでしょう。ただし、風邪で予防目的としてホスミシンを服用する必要は無いように思います。

抗生物質は作用は穏やかでも、常用すると体の常在菌のバランスを崩すことがあります。例えば妊婦さんが関係する「カンジダ膣炎」もそうです。抗生物質は菌を殺すだけでなく、人の体に住み着く良い菌も殺してしまいます。その結果普段は悪さをしないカンジダ菌が増殖し、膣炎になる人が出てしまうことも。

産後は免疫力の低下や、ホルモン変化によりカンジダ膣炎になる女性が多いようです。良い菌を減らさないためにも、必要がなく予防のための抗生物質は必要ないのではないかと思います。

ホスミシンについても妊婦は原則使用しない、必要な場合に最低限の量のみ使うのが正しい方法です。それでも細菌の炎症があるならそれを治すために飲むのは仕方が無いことです。妊婦さんが薬について不安なことがある場合、下記サイトに相談することをおすすめします。
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html


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