つわり終わりかけに頭痛がおこる?、妊娠4ヶ月の頭痛とは?

妊娠4ヶ月

「つわりの終わりかけはどんな症状が出るの?」
このような疑問を持っているのでは。

 

つわりはピタッとある日突然終わるのか?それもと徐々に終わりに近づくのか気になりますよね。
症状がおさまってきたと思ったら、今後は頭痛に悩まされる人もいます。
その理由はホルモンバランスの変化があるから。

 

このページでは、つわりの終わりかけにおこる症状の特徴と、つわりの終わりかけに出やすい頭痛の対処方法について紹介します。

つわりが終わりかけるときの症状

「つわりの終わりかけはどんな感じ?」
こんなふうに考えている方は、つわりの終わりかけの症状をチェックしてみましょう。

徐々におさまっていくケース

つわりはある日突然おさまるのではなく、安定期に入る時期に近づくにつれて、徐々に症状がおさまっていく方もいます。
朝起きて「今日はつわりがひどくない」と1日にごとに感じるようになり、食事が少しずつ食べられるようになって、もうすぐつわりが終わることに気が付くでしょう。

何度かぶり返しながらおさまるケース

「今日はつわりがなかった」と思ったら、次の日はまたつわりがぶり返す方もいます。
やっと辛いつわりともおさらばできると思ったのに、また症状が出てくると残念に感じるかもしれませんが、もうすぐつわりの終わりかけは近いはずです。

出産まで続くケース

残念なことに、出産までつわりが続く人もいるのです。
臨月までつわりが続くケースはまれですが、まったくいないわけでありません。
このような方はもしかしたらホルモンの変化に敏感な体質なのかもしれません。
つわりの症状が長期間続いて、水分が摂取できないときは、入院が必要となります。

ある日突然おさまるケース

ある日突然つわりがおさまる人は、朝起きて吐き気がないことに気が付きます。
つわりが酷かった人ほど、これほどうれしいことはありません。
またぶり返す可能性もありますから、いきなり暴飲暴食をするのは少し待ちましょう。

つわりが終わりかける要因とは?

つわりの終わりかけ
安定期に入るとつわりが終わりかけるのは、なぜなのでしょうか?
妊娠4か月目くらいに、多くの方がつわりの終わりかけを感じているようです。

胎盤が完成してhCGホルモンの分泌が弱くなるから

つわりが終わりかける理由は、妊娠を継続させるために必要なhCGホルモンの分泌量が少なくなってくるからです。

 

hCGホルモンはプロゲステロンの分泌量を低下させないためのホルモンで、妊娠初期に流産しないために重要となっています。

プロゲステロンは子宮内膜を厚くして、体温を高くする働きがあるホルモンです。
妊娠初期に子宮内膜が流れ出ると流産してしまうため、妊娠初期はhCGホルモンとプロゲステロンの2つのホルモンが重要となります。

 

胎盤ができあがれば流産のリスクが減りますから、hCGホルモンは必要なくなります。

胎盤とは?

胎盤とは子宮壁の内側に張り付いている、円形状の臓器のことです。
赤ちゃんとへその緒が繋がり、へその緒と胎盤が繋がっています。

 

子宮壁にぴったりと胎盤が張り付くことで、母体と赤ちゃんへの酸素供給や栄養の受け渡しをするもののことです。
胎盤は赤ちゃんから出た二酸化炭素や老廃物を受け取り、ママの体で処理するためにも使われています。

 

胎盤にはフィルターの役割も持っていて、赤ちゃんに有害な物質が伝わらないようになっています。
胎盤が完成すると大きな分子の影響を受けにくくなり、ママが食べたものに有害な物質が含まれていても、胎盤でガードされ赤ちゃんに直接伝わらないようにしてくれるのです。

 

医薬品は分子が小さく通り抜けてしまうため、妊娠中に服用する薬は制限されています。
アルコールやニコチンも胎盤を通り抜けますから、妊娠中は避けるようにしましょう。

つわりに終わりはあるの?

つわりの終わりかけ
つわりの終わりかけが気になっている人のなかには、「つわりは出産まで続くのではないか?」という不安をお持ちではないでしょうか。
症状が出る時期や、なぜつわりがおこるのか詳細を確認すると、わかりやすくなります。

つわりはいつから始まる?

つわりの始まりは、早い人では受精卵が着床したころからです。
排卵日に受精卵が卵管でできあがり、7~10日くらいかけて子宮に下りていきます。
子宮に下りてきた受精卵が子宮内膜に入り込み結合することが、妊娠の成立です。

 

つわりは妊娠が成立してからおこるもので、排卵日から7~10日ごろからおこります。
受精のタイミングが予測していた排卵日より早い場合や遅い場合もありますから、多少ずれることもあるでしょう。
あくまでも目安と考えてください。

つわりの期間

つわりがおこる時期とは、受精卵が着床した日~胎盤が完成するまでです。
排卵日から7~10日ごろにつわりが始まり、妊娠4か月ごろまで続きます。
始まりや終わりは個人差があって、これより前後する場合もあるでしょう。

つわりはなぜおこるの?

つわりがおこるメカニズムは、詳しく解明されていません。

・ホルモンバランスの乱れから
・赤ちゃんを異物ととらえてしまうから

これらが原因として考えられています。

 

妊娠すると受精卵の着床を促すためプロゲステロンの分泌が続き、hCGホルモンやエストロゲンの分泌もあります。
普段とは違ったホルモンバランスで、自律神経を乱し、胃腸の働きを低下させてしまうため、吐き気や胸やけなどの症状がおこると考えられているようです。

 

赤ちゃんは母体にとって異物ですから、免疫力が働かないようホルモンバランスが変わることで、つわりがおこるという説もあります。
どちらにしても仮説であるため、つわりを抑える方法はわかっていません。

みんなのつわりが終わりかける時期とは?

つわり終わりかけの時期
画像出典:http://www.unicharm.co.jp/moony/taiken/27_01.html

紙おむつの「ムーニー」を販売するユニ・チャームが2012年8月7日~2012年9月12日に実施したアンケート調査によると、次のような結果が出ました。
その調査では788名のママに回答してもらったそうです。

 

データによると妊娠4か月~妊娠5か月のころにつわりが終わりかけている人が多いことがわかります。
早い人で妊娠4か月ころ、遅くても妊娠5か月か妊娠6か月のはじめころに終わると考えてよそうです。

・妊娠4か月 12週~15週 胎盤が完成する時期
・妊娠5か月 16週~19週 妊娠中期に入り安定期となる

妊娠4~5か月は胎盤が完成し、流産のリスクが少なくなって、体が安定期に入ります。
流産を防ぐためのホルモン分泌も必要なくなるため、つわりがおさまる人が多いようです。

つわりのピークは妊娠8~11週目

つわりが酷くなる時期は個人差がありますが、妊娠8~11週ころにピークをむかえる方が多いようです。
妊娠11週をすぎれば妊娠4か月目となり、胎盤も完成に近づいて症状もおさまっていくでしょう。

つわりが早かった人は終わるのも早い?

つわりが始まる時期は早ければ、それだけ受精卵の着床日も早かった可能性はあります。
だからといって、早くに胎盤ができあがり、つわりがおさまるとはいえないのです。
安定期に入ればhCGホルモンの分泌量は減りますが、妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンの分泌はゼロになることはなく、2つのホルモンにさらされています。

 

妊娠後期までつわりが続く方は、hCGホルモンの影響だけでなく、エストロゲンやプロゲステロンのバランスの変化にも左右されていると考えられます。
2つのホルモンの影響も考えられるため、つわりが早いから終わるのも早いとは一概にいえません。

つわりの終わりかけに頭痛がおこる人も

頭痛を抑える

つわりが終わりかけて吐き気や胸やけがおさまったと思ったら、今後は頭痛に悩まされる方もいます。
終わりかけの時期はホルモンのバランスが変化しているため、無理は禁物です。

 

hCGホルモンの低下でホルモンバランスが乱れるから

胎盤が完成してくればhCGホルモンが必要なくなり、ホルモンバランスが大きく変わって、頭痛をひきおこす可能性があります。
hCGホルモンの量が低下すれば、一緒にプロゲステロンの分泌量も低下しやすく、ホルモンバランスは大きく変わっていくのです。

血流が増加して血管が拡張しやすい

プロゲステロンの分泌量は妊娠3か月目がピークで、4か月に入るころは減少しています。
それに代わって今後はエストロゲンの分泌量が上昇していくため、妊娠4か月くらいからエストロゲンの影響を受けやすくなるでしょう。

 

エストロゲンは血管を拡張させて、血流をよくしているホルモンです。
血管が拡張すると、脳神経が刺激されて頭痛がおこります。
つわりの終わりかけで頭痛がおこる理由は、エストロゲンの影響を受け始めるからでしょう。

 

これは女性が生理周期により片頭痛をおこす仕組みと同じです。
妊娠4か月はプロゲステロンが急激に下がっていき、エストロゲンが徐々に上がっていく時期で、ホルモンバランスの乱れから頭痛がおこると考えられます。

疲労や寝不足による原因

妊娠4か月ころまではつわりで体調がわるく、ゆっくり休めなかった方もいるでしょう。
疲労や寝不足が続いた方は、その影響で頭痛がおこることもあります。

妊娠初期の貧血に伴う頭痛

妊娠初期は血流が増えて血液が薄まるため、貧血をおこしやすくなります。
貧血は鉄分が不足することで引き起こされやすく、血中酸素量が不足して、頭痛などの症状がおこりやすいのです。

薬を使わず頭痛を改善する方法は?

女性がなりやすい偏頭痛は血管を収縮させるコーヒーが効く場合があります。

 

生理前に頭痛がおこりやすいのも女性ホルモンのバランスが変わるためで、妊娠中も全期間の間でホルモンバランスが変わっています。
とくに妊娠4ヶ月はhCGホルモンやプロゲステロンの分泌量が変わるため、頭痛がおこりやすく、次に紹介する方法で対策してみましょう。

・コーヒーを1杯飲む
・暗い場所でゆっくりと休む
・痛む場所を冷やす
・生姜やカプサイシンで体を温める
・こめかみをギュッと押す

これらの方法で利くものがあるか確かめてみてください。

 

もともと低血圧の人だと血管が拡張されたときに痛みを感じやすくなることがあります。
低血圧の原因となりやすいのは、下半身に筋肉が少ない人、運動習慣が無い人、自律神経が乱れている人などです。
そのため適度な運動を心がけ、入浴で体を温めてみましょう。

 

つわり終わりかけの頭痛がひどいなら医師に薬を処方してもらおう

妊婦さんは頭痛があっても市販の頭痛薬を服用することはできません。
市販薬のなかではアスピリンが含まれる頭痛薬や、病院でも処方してもらうことができるロキソニンに注意が必要です。

 

妊婦さんの場合、医師の処方のもと出してくれた頭痛薬なら問題なく飲むことができます。
どうしても頭痛が激しい場合に、医師に小児用バファリンの処方や、カロナールのようなアセトアミノフェンを主成分とした薬の処方ができないか医師に聞いてみましょう。

 

妊娠中はカロナールという薬が処方されているようで、中枢神経に働きかけて頭痛を改善しやすくします。
小児にも処方される薬のため、少量で調節すれば妊娠中でもあまり影響が無い薬です。
頭痛薬としては弱い薬の分類のため、頭痛がかなりひどい人には効かないこともあります。

 

カロナールは効き目が穏やかでアスピリン喘息の人にも処方できるため、喘息でアレルギーがある方にもよく飲まれています。

ストレスや生活習慣も頭痛の原因に

偏頭痛はストレス、生活習慣の乱れも原因のひとつとなっています。

 

睡眠不足、寝すぎ、ストレスが溜まっているなどの日常生活にも注意してみましょう。
チーズやチョコレートなどは偏頭痛の要因となることがあるため避けるのが無難です。

 

偏頭痛対策のツボは首の付け根にあります。
パソコンやスマホの使いすぎで首が凝っている人は、この部分をマッサージしてみましょう。
現代人はスマホなどの影響でストレートネックになっていて、偏頭痛をおこしている方もいるようです。

突然のつわりの終わりで赤ちゃんは大丈夫?

つわりの終わりかけ
安定期の前につわりが突然おさまったら、赤ちゃんは大丈夫か気になるでしょう。

流産の可能性とは?

赤ちゃんが完全に子宮内から流れ出てしまった場合は、hCGホルモンの分泌量が減り、つわりが急におさまることがあります。
流産していても子宮内に残っている場合は、つわりは続いたままです。

 

安定期に入る前に、急につわりがおさまってきたら、出血がないか確認しておきましょう。
とくに変化がみられず、つわりだけおさまってきたら、妊娠が継続している可能性があります。
心配な方は一度病院に受診して、赤ちゃんの心音がしっかりしているか、超音波検査で確認してもらってください。

 

つわりは必ずしも4か月になっておさまるわけではなく、終わりかけの時期にも個人差があるため、つわりだけで流産を判断できません。
早い段階からつわりが終わりかけても、とくに体調に変化がなければ心配はいらないでしょう。

つわりの終わりかけで食欲が増しやすい

つわり終わりかけ
つわりが終わりかけのときに、もう一つ注意したいことがあります。
それは食欲が増して体重が増えやすいことです。

体重増加に注意しましょう

今まで吐き気や胸やけで食事がほとんど食べられなかった人も、つわりの終わりかけで食事が美味しく感じられます。
嬉しくなってたくさん食べてしまわないよう注意しましょう。
食欲も増しやすく、妊娠後期の体重増加に備えて、今から体重コントロールをしておくことをおススメします。

2人分食べないようにする

妊娠4か月で食事を2人分食べるのはとりすぎです。
この時期は普段の食事に250kcalくらいをプラスするだけでよく、お茶碗1杯のご飯加えるだけで足りています。

カロリーの低い食品で調節する

食欲が増してついつい食べ過ぎてしまう方は、野菜でかさましして、カロリー過多に注意してみてください。
野菜を最初に食べるようにすれば、お腹が満たされてたくさん食べられません。

つわりの終わりかけで楽しめること

つわりが終わりかけると、何でも楽しめるようになります。

・軽い運動を始めることができる
・ショッピングも楽しめる
・長時間の外出もしやすくなる
・食事が楽しめるようになる

つわりがおさまってきたら、いろいろなことにチャレンジできます。
すぐに吐いてしまい長距離のお出かけを避けていた方も、つわりが終わりかけ時期から長い時間外出しやすくなるでしょう。

まとめ

妊娠4~5か月になるとつわりが終わりかけ、気分がよくなります。
その代わりホルモンバランスが変わるため頭痛をおこす人もいますから、つわりが終わりかけの時期には頭痛と上手く付き合ってみましょう。
あと少しで症状は軽くなることが多く、もうしばらくの辛抱です。
どうしても改善できないなら妊婦でも飲める薬を医師に処方してもらいましょう。