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子宮外妊娠(異所性妊娠)の「痛み・出血」症状はいつから?妊娠初期は兆候を見逃さないで!

子宮外妊娠(異所性妊娠)の症状はいつごろから出るものなのでしょうか?大出血してしまうという人もいれば、生理痛のような症状のみでほとんど何も感じなかった人までいろいろのようです。
子宮外妊娠(異所性妊娠)は早期に発見されれば症状がほとんど見られない場合もありますし、子宮外妊娠の発見が遅れると大出血や腹痛を伴う恐れがあります。その時期により症状は変わるため、自分が今何週目なのかでも確認してみましょう。

子宮外妊娠とは?

子宮外妊娠は現在「異所性妊娠」とも呼ばれるようになりました。

受精卵が子宮以外の場所に着床することを「子宮外妊娠(異所性妊娠)」と呼びます。妊娠のなかで1%程度のケースで子宮外妊娠になるおそれがあります。非常にまれな症状ではありますが、初産より経産婦のほうが割合が高くなるのが特徴です。子宮外妊娠(異所性妊娠)はどの部分に受精卵が着床するかでも、名前が異なります。

・卵管妊娠
・卵巣妊娠
・腹腔妊娠

子宮外妊娠(異所性妊娠)のうちその多くが卵管妊娠です。受精は卵子と精子がであうことで成立するため、この現象が起こるのは卵管内です。卵巣から排卵した卵子は卵管を通って降りてきて、子宮に到達する前に受精します。受精卵は1週間ほど時間をかけて子宮に辿り着くのですが、この途中で着床してしまったのを子宮外妊娠(異所性妊娠)といいます。

卵管内で着床してしまう原因はいくつか考えることができます。

・卵管が何らかの原因で詰まっている
・綿毛と呼ばれる受精卵を運ぶ器官の異常

妊娠中絶後に卵管に炎症が起きて子宮外妊娠(異所性妊娠)になりやすくなったり、子宮内膜症などの病気が引き金になることがあります。健康な人でもなる恐れがあるため、完全に防ぐことは困難です。

子宮外妊娠(異所性妊娠)の初期症状

子宮外で受精したとしても妊娠していることには変わりがないため、通常の妊娠と同じ症状が出ます。体温が高い、つわりや倦怠感、眠気、だるさなどを感じます。そのため本人が症状のみで子宮外妊娠(異所性妊娠)を判断することは困難です。

人によってはつわりが軽い、またはまったく無いと感じる人もいるため、この症状を目安にすることができます。ただし、つわりが無いのは正常な妊娠でも見られますし、1回目と2回目のつわりの重さが違う妊婦さんもいます。それに流産でもつわりが軽くなることがありますから、つわりの軽さだけでは子宮外妊娠(異所性妊娠)を判断できません。

子宮外妊娠(異所性妊娠)で激痛や出血を伴うのは卵管破裂

子宮外妊娠
初期の頃に流れてしまった場合や、卵管に留まらなかった場合では卵管破裂はしません。
しかし、そのまま気が付かず長期間そのまま放置してしまうと、胎児が成長するスペースがないため卵管が破裂し大出血を起こし、ときにはショック死することもあります。

早めに妊婦検診を受けてればこのようなことはなく、赤ちゃんが入っている袋が確認できない場合は、時期をずらしてまたエコー検査をすれば、正常な妊娠なのか子宮外妊娠(異所性妊娠)かがわかります。大出血して怖いのは長期間初診を受けずに放置してしまったケースです。

・卵管流産

卵管で着床してもそのまま流産してしまうこともあります。この場合は腹痛と出血が見られる程度で、受精卵がそれ以上育つことはないため破裂を防ぐことができます。

・卵管破裂

卵管破裂が必ずしも大出血や激痛を伴うわけではありません。破裂具合によっても症状が異なり、腹腔内への出血が少なければ量も多くならず、痛みも軽い場合があります。出血量が多くなればなるほど腹痛が激しくなります。

ショック死してしまうのは、出血量が多いためです。出血量が多ければ輸血の治療が必要となります。そのまま放置すれば死亡することもあるため子宮外妊娠(異所性妊娠)は見逃すことができません。

子宮外妊娠(異所性妊娠)の症状は腹痛が多い

痛みはそれぞれ違いますが、生理痛のような軽い痛みの人もいれば、痛みが強くなってしまうこともあります。生理と似た痛みでもうすぐ生理だと思っていたために、子宮外妊娠(異所性妊娠)に気が付かず、大きくなって破裂というケースもあります。

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避妊をしているとまさか妊娠しているとは考えない人もいますから、子宮外妊娠(異所性妊娠)が見逃されてしまうことも。痛みの度合いは出血量にも比例しやすいため、突然大量の出血が起こった場合は注意してみましょう。出血が少量なら生理痛程度の痛みで済むのですが、その場合も生理と勘違いして見逃さないよう注意してみてください。

子宮外妊娠(異所性妊娠)の痛みが起こる時期

子宮外妊娠
初診の際に胎のう(赤ちゃんの袋)や受精卵自体が見られなければ再度受診するよういわれます。それでも胎のうが確認できなければ子宮外妊娠(異所性妊娠)の恐れが出てきます。痛みは妊娠が確定するくらいに感じる人が多く、生理痛程度の痛みの人もいれば、卵管が破裂して激痛を伴う人もいます。

妊娠が確定する時期から1週間~2週間くらいで自然と流産する場合も見られており、この場合に卵管が破裂していなければ痛みは軽い程度で済みます。

痛みは通常の妊娠のような症状のみで、まったく無自覚の場合もあるといわれています。生理が遅れたなと思ったら妊娠検査薬で調べ、陽性反応が出たら早めに病院を受診するようにしましょう。子宮外妊娠(異所性妊娠)の症状の出方や、進行度合いについては妊娠週数との関連性はまったくありません。早い時期に卵管破裂してしまう場合もあれば、妊娠4ヶ月くらいまで受精卵が発育して無自覚の場合も見られています。なかにはそのまま妊娠が継続できた例もまれにあります。

シドニー(AP) オーストラリアの女性が5月末、子宮外妊娠だったにもかかわらず、無事に元気な女の子を出産した。妊娠期間中はまったく兆候がなく、帝王切開して初めて子宮外妊娠が判明、医師らは「非常に珍しく、奇跡だ」と驚いている。

女性は5月29日に帝王切開手術を受けた。妊娠38週での出産だったが、それまで子宮外妊娠の兆候はなく、途中の検診でも判明しなかった。
出典:http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/06/38_a78c.html

子宮外妊娠(異所性妊娠)しやすい人がいる?

子宮外妊娠(異所性妊娠)はしやすい人がいます。受精卵が子宮で着床せず、卵管で育ってしまうのが子宮外妊娠(異所性妊娠)のため、卵巣や卵管に問題があれば途中で詰まりやすくなります。以前卵巣の異常が見られた方、卵管の問題が出た方などは注意するようにしましょう。

そのほか、お腹の手術を受けた方が合併症によって卵管が癒着し、子宮外妊娠(異所性妊娠)を起こしやすくなることがあります。人工中絶もそのひとつで、妊娠しにくくなるリスクだけでなく、子宮外妊娠(異所性妊娠)も抱える可能性があるのです。虫垂炎、腹膜炎など何らかでお腹を開腹したことがある方、子宮や卵巣の手術を受けたことがある方も注意する必要があります。

子宮外妊娠(異所性妊娠)の診断方法

子宮外妊娠(異所性妊娠)は自覚症状だけで判断することは難しいため、産婦人科を受診して、子宮内に胎のうを確認するのが一番確実です。尿検査だけでは通常の妊娠と同じ反応を示すため診断は難しく、超音波検査で子宮内に胎のうが確認されなければ子宮外妊娠(異所性妊娠)の疑いが出てきます。

ただし、胎のうが子宮内に見えなくても、妊娠週数が早ければまだ見えないため、最終生理日が正しいか確認しましょう。もし妊娠週数が間違っていれば、後日改めて超音波検査を行い、無事に胎のうが確認されれば問題はありません。

確実に子宮外妊娠(異所性妊娠)の診断を付けるなら、卵管内に胎のうを確認すればいいじゃないか、と思う方もいるでしょう。卵管は超音波検査では見えにくく、そのなかに胎のうがあったとしても、かなり大きくならないと診断は付けられません。

・ 内診で判断する

子宮外妊娠(異所性妊娠)が起こり出血が見られると痛みを感じるため、これを判断材料のひとつとする方法があります。

子宮外妊娠(異所性妊娠)の治療方法

子宮外妊娠
子宮外妊娠(異所性妊娠)だとわかったら、早めに措置しなければなりません。その場合は手術する場合と、薬剤による治療方法があります。

・MTX

妊娠週数が少なく卵管が問題なければ、MTXと呼ばれる抗がん剤を使用し治療できます。抗がん剤を服用すると妊娠組織が消失できるため治療に用いています。抗がん剤には変わりがないため副作用に注意し服用します。服用はがん治療のように長期に渡らないため、飲んでいる期間のみの副作用で済みます。

・ 外科手術

卵管が破裂してしまえば薬剤による治療は行えません。この場合は早急に外科手術が必要となり、多くの場合では卵管を摘出しなければなりません。まれではありますが、卵管周辺への臓器に癒着が見られる場合は、卵巣を取り出さなければならないこともあります。開腹手術は腹腔鏡下の手術やお腹を開く方法などさまざまです。

まとめ

子宮外妊娠(異所性妊娠)の時期は生理が遅れていると感じた頃から、長くても妊娠4ヶ月目までには何らかの症状が出ることが多くなっています。もしそのまま何も症状が無ければ、卵管で育つ可能性もありますが、それはかなり稀なケースでしょう。海外では子宮外妊娠でも育ったという例はありますが、それは滅多にないことです。誰でも子宮外妊娠(異所性妊娠)は起こるリスクはゼロではありませんから、妊娠を考えている女性は覚えておくようにしましょう。妊娠したと思ったら早めに受診し、子宮内に赤ちゃんの袋を確認してもらうことをおすすめします。

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