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不妊サプリは効果がないってホント?!考えたいサプリの成分について

2017年9月6日更新
不妊で治療を考えている方は、不妊サプリで栄養面を解消したい方もいるでしょう。
卵子や女性ホルモンを生成するには、栄養が不可欠だからです。
現代女性は忙しい人が多く、毎日の食事から不妊対策に必要な栄養素が十分摂取できない人もいるため、サプリを利用することは悪いことではありません。
サプリで不妊対策に必要な栄養素をとりたい方のために、サプリで効果があるのか解説していきます。

不妊サプリの効果は嘘?!

ひと昔は不妊サプリなどなくても、子宝な人は多く存在していました。
戦後に出産した家庭では、1家族で子どもが5人以上いることも少なくありませんでした。
その当時は十分な栄養がいきわたらないはずなのに、なぜそんなに子どもを産むことができたのでしょうか?

もちろんその当時の女性は栄養面が万全ではなかったため、妊娠しても死産する割合も高くなっていました。
それと妊娠できないとは関係がなく、不妊サプリに頼らなければ妊娠できない背景に注目すべきなのです。

一番の原因は、はじめて妊娠する年齢が上がってきていることにあります。
加齢とともに卵子の質が下がり、数が減ってしまい、男性も加齢とともに受精能力が減少します。
とくに卵子は新たにつくられることはないため、年齢を重ねれば卵子の質と量が減り、不妊の原因となることは当然のことです。
30代後半から不妊治療率の分娩率が低下しだし、45歳以上ではわずか1%しかありません。
卵子の数がほとんどない状態で、不妊サプリで栄養を補給しても望みが少ないのはいうまでもないでしょう。

平成27年の平均出産年齢

厚生労働省が発表した、「平成27年人口動態統計月報年計の概況」によると、出生数は100万5656人であることがわかりました。
昭和初期からの統計と比べてみると、昭和23年に269万6638人がピークになっています。
昭和50年以降は出生数が減少する傾向があり、昭和50年ごろの第二次ベビーブームでは209万1983人の出生数でした。

近年増加しているのが、母親の年齢が30歳以上のケースです。
30歳以上で第一子を出産するケースが増えており、第一子を出産する年齢が40歳以上の割合は39.1%も占めています。
平成27年の出産時の平均年齢は30.7歳で、多くの女性が30代や40代で初めて出産を経験していることになるのです。

それでも不妊サプリを利用したい人は?

不妊サプリ
栄養面で不妊が左右されることはなく、年齢による卵子の質や量の低下が不妊に大きく関係しているなら、不妊サプリは関係ないのでは?と思うかもしれません。
現在不妊治療をしている方は、その現実をちゃんと理解したうえで、それでもやれることは取り組みたいという気持ちがあり、不妊サプリを利用しているようです。

不妊治療をしている人にとって、不妊サプリで1%でも確率があがるなら飲みたいと思うのは普通のことでしょう。
そんな方は、次のような栄養成分を不妊サプリとして飲んでいるケースが多いようです。

1・葉酸

葉酸は胎児の脳神経の障害を予防するために、妊娠初期から摂取している方が多くいます。
不妊サプリとしてではなく、生まれてくる子どもが二分脊椎とならないよう、予防の意味で摂取する成分です。
妊娠前から予防として葉酸を摂取すると、70%の割合で予防できるともいわれています。

2・DHEA

各種ホルモンの前駆物質ともなるもののため、女性ホルモンのバランスが乱れている方におススメの成分です。
また、アンチミューラリアンホルモン(AMH)が低い人にDHEAが良いとされており、卵子の質を高める対策として利用されています。

AMHとは、卵胞から分泌されるホルモンのことで、原始卵胞の発育に必要となります。
この数値が低くなる原因は、卵巣内にどれだけの卵が残っているかにより変わり、数値が低ければそれだけ数が少ないということです。
AMHを測定することで、後どれだけの卵が残っているかがわかり、妊娠率を考えるうえで重要な数値となっています。
あくまでも卵の数の目安であって、卵子の質を表したものではありません。

同じAMH値であっても、年齢が高くなれば卵子の質は下がるため、不妊に繋がりやすくなります。

3・大豆イソフラボン

大豆食品に含まれるフラボノイドのことです。
エストロゲンと化学構造が似ており、体内でエストロゲン受容体と結びつくことで、エストロゲン様作用をもたらします。
天然のエストロゲンと比べると1000分の1程度で穏やかな効果ではありますが、大豆イソフラボンは体内のエストロゲンが少ないときはエストロゲン様作用として働き、多いときはエストロゲンを調節する働きをする物質です。
そのため、女性ホルモンのバランスを整えるために、不妊サプリとしていい成分だといえます。

4・マカ

滋養強壮に使われている植物で、ホルモンバランスを整えることから、不妊サプリとしても人気があります。
女性は女性ホルモンのバランスを整え、男性は性力アップに使うとよいといわれています。
不妊サプリとして夫婦で摂取することが多い成分です。

5・ルイボスティー

高い抗酸化作用が期待できるお茶で、ミネラルが豊富なことから不妊のためのお茶としても活用されています。
年齢により活性酸素の影響を受けやすい方におススメで、抗酸化作用で卵子の質を高めるために活用できる成分です。

6・ミトコンドリアサプリ

近年不妊サプリとして注目を浴びている成分です。
ミトコンドリアは赤血球以外のすべての細胞内に存在している器官で、エネルギー生成に活用されています。
ミトコンドリアは各種ホルモンの前駆物質である「プレグネノロン」を生成しています。
プレグネノロンは副腎と卵巣で女性ホルモンに変換される物質で、ホルモンの材料となっているのです。

ミトコンドリアの機能が低下していれば、当然ホルモンの前駆物質が生成されにくくなるため、不妊に繋がると考えられています。
ミトコンドリアサプリとは、ミトコンドリアの機能を活性化させる成分が含まれているものです。

大豆イソフラボンを使った研究

大豆イソフラボン
不妊サプリを利用する以上、しっかり効果が期待できるものを選びたいと思うはずです。
数多くある不妊サプリのなかでも、大豆イソフラボンは不妊症に効果があるか検証をしたデータが公開されています。

不妊症で来院した35患者に、1日1錠のイソフラボン摂取を3か月継続してもらいました。
患者の平均年齢は34.4歳で、平均不妊期間は26.5か月でした。

長期間イソフラボンを摂取してもらったところ、35患者数のうち12患者が妊娠しました。
イソフラボンを投与した期間は、1か月で7例、2か月で4例、3か月で1例と短期間で妊娠した例がいたことがわかりました。

試用した大豆イソフラボンサプリは、アグリコン型イソフラボンを配合したものです。

・抗酸化作用
・エストロゲン様作用
・血流改善作用

などがあると考えられており、不妊の原因となっている問題を解消した可能性があります。

・アグリコン型イソフラボンとは?

イソフラボンには2種類あります。

・グリコシド型
・アグリコン型

糖が結び付いた形のものをグリコシド型と呼び、糖が外れているものをアグリコン型といいます。
通常大豆食品では糖が結び付いたグリコシド型となっており、このままでは吸収率が低くなってしまうのです。
アグリコン型は味噌や納豆などの発酵食品に見られるタイプで、吸収率が高いのが特徴です。

イソフラボンは腸で糖が分解されないと吸収することはできず、腸内細菌の種類は人によって異なるため、大豆食品を食べてもイソフラボンの効果が得られない人がいることがわかりました。
日本人では約50%程度で、大豆食品を摂取してもイソフラボンを吸収しにくい人がいるのです。

・アグリコン型イソフラボンサプリ

特定の腸内細菌を持っていないと、大豆を分解してアグリコン型とすることはできません。
そのような方でも吸収率を高めているのが、アグリコン型イソフラボン配合のサプリです。
麹菌などで発酵させてアグリコン型イソフラボンを抽出しており、分解吸収しにくい人でも、サプリメントで効果が得られやすくつくられています。

オリーブ葉成分による効果

不妊サプリ
もうひとつ研究データで、不妊への効果が認められた成分を紹介します。
それはオリーブ葉です。
海外ではオリーブ葉エキスを配合したサプリメントが販売されており、生活習慣病の対策やアレルギー症状の緩和などに使われています。

筑波大学・生命閑居科学研究科・北アフリカ研究センターが発表した内容によると、オリーブ葉により暑熱ストレスによる排卵数減少を改善させたとあります。
畜産の現場では夏の暑熱ストレスにより、繁殖能力が問題となっていました。
そこでオリーブ葉を用いて、不妊に効果があるのか検証をおこないました。

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オリーブ葉を家畜に与えたところ、暑熱ストレスがある環境で不妊が改善されました。
試用したのは小豆島のオリーブ果汁で、オリーブオイルと比べて80倍ものポリフェノールが含まれています。
オリーブ果汁濃縮エキスは、酸化ストレスから卵巣顆粒膜細胞を保護し、排卵減少を改善することがわかりました。
家畜への効果ではありますが、人も同様に酸化ストレスから改善させる効果が期待できるのではないでしょうか。

海外で用いられる不妊治療

アメリカでの不妊治療で最も多いのが、提供卵の利用です。
40代の女性の多くは提供卵を受けており、45歳以上では70%の人が利用しています。
しかし、提供卵の利用は費用がとても高く、少なくとも80万円かかることから誰でも利用できるわけではありません。
そこで注目されているのが、鍼灸となっています。

代替治療を利用する人のなかで、鍼灸の割合は22%、漢方治療が16%、ボディワークが4%です。
ではどのくらいの効果があるかということですが、鍼灸を受けた妊娠率は42.5%だったのに対し、まったく受けていない人は26.3%であると報告されています。

日本では不妊サプリのほうが人気は高く、鍼灸治療で不妊を改善させる方法はあまり注目されていないかもしれません。
しかし、実際に効果が高まったという報告もあるため、受精しやすい体質へと導く治療法として選択するのもよいでしょう。

妊娠しやすいからだつくり

・血流を改善させる

不妊サプリを選ぶ前に、血流のことを考えてみましょう。
血流はすべての細胞に酸素や栄養を届けており、血流が悪ければ卵巣や子宮の機能が低下します。
結果的に卵胞の発育が悪くなり、子宮内膜の形成が上手くいかなくなって不妊となりやすいのです。

血流が悪ければホルモンが必要なレセプターに届かず、働かせることはできません。
妊娠するには排卵が必要で、排卵のためにはホルモンがちゃんと働く必要があります。
胎内で赤ちゃんが育つのも、血液を通して酸素や栄養が届けられるからで、不妊を考えるなら血流をよくすることは不可欠です。

血流をよくするには

・ストレスを取り除く
・適度な運動をする
・栄養バランスに注意する
・体を冷やし過ぎない

これらの対策が必要となります。
なかでもストレスは最も体を冷やす原因です。
ストレスは交感神経を優位にして、血管を収縮させるため血流が悪くなります。

・太り過ぎを避ける

ホルモンを生成するにはコレステロールが必要なため、適度に脂肪が付いていることが重要です。
しかし、太り過ぎもホルモンバランスを崩す原因となるため避けなければなりません。

脂肪細胞からは女性ホルモンがつくられ、レプチンとアディポネクチンというホルモンも生成されています。
レプチンは満腹になるために必要なホルモンで、同時に卵巣へも働きかけ、卵巣からホルモン分泌を促すためにも役立っています。
レプチンが不足する原因は、早食いです。
満腹になる前に食べ終えてしまえばレプチンが分泌されず、満腹感が少ないため食べ過ぎて肥満になります。

脂肪細胞から生成されるアディポネクチンも、女性ホルモンに関わる物質です。
肥満となるとアディポネクチンが少なくなってしまうため、太り過ぎは女性ホルモンのバランスを乱します。

・抗酸化サプリをとる

高齢出産となる年齢で不妊を解消するなら、抗酸化物質をとることが重要です。
体がサビれば卵子も影響を受けやすくなるため、卵子の質を上げるために抗酸化物質を摂取しましょう。

・ビタミンE
・ビタミンC
・ポリフェノール

などの抗酸化物質がおススメです。

合わせて適度な運動を続けて、抗酸化酵素の生成を促しましょう。
激しい運動は酸素を多く取り込み、かえって体の酸化が進むため避けるのが無難です。
適度な運動はストレス解消にもよく、ストレスにより血行不良となっている原因も解消しやすくしてくれます。

不妊症に効くといわれるサプリメント

不妊症に良いと言われるサプリメントは世の中には多数あります。
・マカ
・葉酸
・イソフラボン
などが多いでしょうか。
特にマカなんかは男性用の不妊症サプリとしても売り出していたりします。
商品の広告を見てみると、不妊を解消できそうな気がして買う人も多いと思いますが、本当にその栄養素を摂るだけで不妊が解消されるかは考えなければなりません。

市販のサプリは添加物だらけ

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不妊症向けサプリは無添加の商品も多いようですが、世の中のサプリの殆どは添加物だらけです。
体に良いように感じて、実は大量の添加物を体に取り込んでいるのかもしれません。

添加物が体に蓄積すると冷えたり、内蔵機能が落ちたりしやすくなります。
これも一種の不妊症の原因であるため、混ぜ物が多いサプリでは解消する事はできません。逆に不妊症を酷くする可能性だってあります。

また、ビタミンCなど栄養素は合成でも作れるため、天然成分で作られているか、防腐剤や凝固剤は入ってないかちゃんと確認する必要があります。

栄養を摂ると健康になるはまちがい

実は健康になろうとして栄養を摂取するのは間違いです。
栄養を摂ればとるほど体の免疫力は低下しやすく、空腹時こそ免疫力は活性化します。
サプリや栄養ドリンクで元気になった気がするのは、気のせいだったりカフェインなど元気になる成分が入っているだけということも。

不妊症も同じことで、体の機能を良くしたいならプチ断食などリセットをするべきなんです。

これならサプリ代もかからない、食事代も浮く、健康になって不妊治療も不要。
いいことずくめです。

特に日本人は食べすぎで免疫力が低下していたり、添加物や農薬などが体に蓄積して内蔵機能が落ちている人も多いといいます。
食べすぎだとデドックスする暇もないため、卵巣や子宮の機能が落ちても当たり前といえますよね。
プチ断食こそ不妊症の方におすすめです。

冷えを摂る方が不妊症では先かもしれない

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栄養を摂取すると何となく元気になった気がするのはいえるでしょう。
プラシーボ現象がおこりやすく、効果のない薬でも効くと考えてから飲むと本当に効果をもたらすことがあります。
そのため不妊症の人には効くかもしれないという気持ちから利用している人も多いようです。

もし気休めでも良いので飲みたいと思うなら、成分が分解されることを考えてから摂取すると良いですよ。
今人気の酵素サプリ、プラセンタだって体の中では最小単位に分解されて、アミノ酸という形で吸収されます。
それなら安いアミノ酸サプリを飲んだほうがよいのでは?
1万円もするプラセンタサプリって、私は何となく違和感を感じてしまいます。

高いサプリは飲む必要が無く、安いもので十分です。
ビタミンやミネラルが不足しているから最低限摂取しようという考え方で良いのではないでしょうか。
葉酸もビタミンの一種、マカだって結局は最小単位に分解されて吸収されています。

必要な栄養素を摂取したら、あとは体の冷えを取る事のほうが不妊症を解消するなら先です。
体を温める生姜を毎日摂取したほうが、サプリより何倍も効果があるかもしれません。
生姜は漢方薬の大部分にも入っていて、不妊の大きな原因となる冷えを解消してくれます。

生姜パウダーは1,000円くらいでネットでも売られているため利用すると良いですよ。
冷えが改善されると血流も良くなって、栄養が全身に行き渡ります。
サプリだけ飲んでも冷えていたら栄養は子宮や卵巣に届けられない可能性もあるんですよ。

まとめ

不妊症にサプリは不要?というお話をしましたが、高価なものはいらないという結論だと私は考えています。

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