妊娠中期の眠気はなぜ?【怠けてる】と思ったら見るまとめ

妊娠7ヶ月

妊娠中期になると異常な眠気がある人も多いのです。
私も妊娠中はひたすら眠くて、産後まで強い眠気があったため、よく寝ていたのを覚えています。

 

でも妊婦さんは「コレじゃ怠けているみたい!」と思って頑張りすぎてしまう方も多いようです。
お腹に1人の赤ちゃんが宿っていて、細胞をたった1年間であれだけ成長させなければならないのですから、お母さんは体力温存が重要なんですよ。

 

でもやっぱり少しでも眠気を解消したいという方は、次に紹介する妊娠中期の眠気の原因や対策方法を確認してみてください。

妊娠中期に眠気が強くなる人は多い

実際にどのくらい妊娠中期になると眠気が強くなるのでしょうか?
まずは皆さんの口コミを紹介します。

妊娠中の眠気が酷いです。産休に入り1ヶ月、仕事の時は起きていられたのに産休に入ってから寝ても眠いです。
出典https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14185486869

私は眠気は出産間近までずっと続きました。
ただ、妊娠後期になるとお腹が重くて、体が怠くていまいち熟睡が出来ない為常に眠気に襲われてるって感じでしたが
出典https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1367674478

妊婦は眠いんです。
体の中で休みなく生命を育てる為活発に細胞分裂を繰り返しているから疲れるんですよ(^^)
疲れるはずです!
出典https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3899692.html

頭も「ポーッ」としちゃって眠気がしたまま検診に行った帰り、
9ヶ月の時に運転してて軽い事故をしてしまいました・・・
妊娠前の体ではないのでゆっくり休息しておけばよかったと後悔しました!!
出典https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2712146.html

妊娠中に眠気がおきる時期は個人差があるようですが、初期~後期までと幅広い時期で眠気を感じている人が多いようです。

眠くなる時間帯とは?

妊娠中期の眠気の時間帯は、朝~夜まで一日中です。
朝食や家事をするために朝おきて昼寝、さらに昼寝もして、夜はしっかり寝るという方もいます。

私はもともとよく寝るほうですが、妊娠中期~後期にかけてとにかく眠く、毎日昼寝していたのにもかかわらず、夜もしっかり睡眠が取れていました。

妊娠中期の眠気の原因とは?

妊娠中期の眠気
妊娠中期の眠気の原因はいくつか考えられますが、おもな原因はホルモンバランスが変わるからです。

眠りつわりという場合も

「眠りつわり」とは、寝ても眠気がおさまらないタイプのつわりです。
つわりは妊娠初期~安定期ごろまでにおこる症状ですが、ホルモンバランスの変化の影響を受けて、妊娠中期~後期にかけて眠りつわりが出る人もいます。

 

症状は「とにかく眠い」「頭がぼーっとする」「集中力が低下する」などです。
妊娠すると妊娠を継続させるためのプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌し、このホルモンが基礎体温を上げて、受精卵の着床を促しています。
胎盤が完成する安定期になればプロゲステロンの分泌量は減るため、眠りつわりは妊娠初期~安定期までおこるのが特徴です。

 

人が眠気を感じるのは体温が下がったときです。
しかし、妊娠中にプロゲステロンの分泌量が多くなっていると体温が高いままで、夜中にぐっすり眠れなくなります。
妊娠初期~安定期までの眠気の強さは、ホルモンバランスにより夜中の眠りが浅いのが原因です。

ホルモンバランスの変化から

安定期に入りプロゲステロンの分泌量が減ってくると、気分がよくなり眠りつわりもおさまってくるでしょう。
ただし、妊娠中期になってもまだ眠気が強い人もいます。

 

その理由はホルモンバランスが変化するためです。
女性ホルモンのバランスを調節しているのは脳の視床下部で、自律神経を整えている部分も近くにあります。
これらは互いが影響を受けやすく、ホルモンバランスが変わるときに自律神経が乱れてしまうことがあるのです。

 

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。
お互いがシーソーのようにバランスを取り合っていて、両方が一度に刺激されることはありません。

 

活動中に活発になるのが交感神経で、眠りやリラックス中は副交感神経が優位になります。
眠気が強くなるのは交感神経から副交感神経にシフトしたときです。
通常は朝に交感神経に切り替わり、夜はしだいに副交感神経へと変わります。

ところが妊娠中はホルモンバランスが大きく変わることから自律神経が乱れやすく、人によって強い眠気がおきてしまうのです。

血流が変わり貧血による眠気

妊娠中は赤ちゃんのために赤血球の必要量が増加し、血液量が増えて一時的に血液が薄まった形となり、貧血になる方がいます。
貧血がおきると眠気が強くなるのは、脳への酸素供給量が減るからです。

 

脳に酸素が十分に届かなくなるため、頭がぼーっとしてきます。
貧血の原因となる鉄分不足は、脳の神経伝達物質の合成にも影響をおよぼし、精神症状まで発展する可能性があるため注意が必要です。

 

脳の働きが低下すれば自律神経の乱れにもつながり、不眠症になったり眠気が強くなったりすることは不思議なことではありません。
ほかにも貧血の原因として挙げられるのが、葉酸欠乏性貧血です。
葉酸は妊娠中に積極的に摂取したい栄養素で、不足すればママの貧血へと発展する可能性もあります。

眠気の原因が貧血か確かめるためには、貧血の症状をチェックしましょう。

・動悸や息切れがある
・めまいがする
・頭痛がおこりやすい

これらの症状が当てはまると、貧血による眠気の可能性があります。

 

鉄分の補給は良質なタンパク質で摂取できますし、葉酸は野菜をしっかり食べることで補うことができます。
妊婦さんは毎月血液検査をしていると思いますから、栄養が不足して貧血になっていれば、医師に指導されるはずです。
何も言われておらず気になる方は、医師に相談してみてください。

胎児が成長することによる眠気

お腹の中では赤ちゃんの細胞が活発に分裂していて、代謝が高まっています。
妊娠中期は羊水も増えていき、赤ちゃんもある程度大きくなっているため、お腹が大きい理由で疲れやすくなっているでしょう。
妊娠後期にかけて疲れやすさは増加していくため、適度に休みながら体力をつけていくことをおススメします。

胎児への影響はある?

ホルモンの変化による眠気は赤ちゃんに影響を与えませんが、貧血で眠気が強くなっている場合は注意が必要です。
ママの血液中にある赤血球が赤ちゃんに酸素を届けているため、重度の貧血になれば赤ちゃんに影響が出てきます。

 

赤ちゃんに酸素が不足すると、低体重のリスクがあります。
未熟児となる危険性があるため、妊娠中はしっかり貧血をモニターしているのです。
妊娠中期や後期は、妊婦検診の血液検査で貧血があるか確かめています。
貧血の指導があった場合は、医師の指示に従い食事療法や薬物療法で治療しましょう。

動物だって妊娠中はよく寝る

眠い
体力を温存して赤ちゃんの成長を促すためにはよく寝ることが重要で、ホルモンの影響でそうさせています。
体は不思議なもので、そのときに必要なことがちゃんと備わっているのです。

 

寝るということは成長ホルモンがたくさん分泌することにも繋がりますから、当然赤ちゃんの成長にも影響を及ぼします。

 

ホルモンが変化して、脳も自然と赤ちゃんを産む体制になっているわけですね。
それを夫が妻に対し怠けていると考えるのはとても悲しいこと。

 

女性は出産することで自然と母性を育てられますが、男性はそうはいきません。
男性は女性への愛情を心掛けることで父性を育て、子供への愛情を伝えることができるんですよ。
男性は出産のために何もできませんから、せめて妊娠のために「いろいろと許容してあげる」「多めにみてあげる」ようにしてくださいね。

妊娠中期の眠気の対処方法

妊婦眠い
妊娠中期の眠気はたくさんの対策があります。
毎日寝てばかりだと「夫に対して悪い」と思う方は、対策してみましょう。

眠たいときに寝る

眠たいときに寝るこれに限ります。
お腹の赤ちゃんの影響も受けるのか、朝までグッスリと寝られる人もいれば、昼間眠気が強くなってしまう人もいます。

 

出産したらおちおち寝てなんかいられませんから、妊娠中に思いっきり寝られるのを実感しておきましょう。
「寝るのは出産のために必要」と、夫にもわかってもらいましょうね。

 

「昼間一生懸命働いている夫に悪いから」と考えてしまう頑張り屋さんのママは、昼寝を活用して寝ておく対策がおススメです。
朝しっかりおきて食事や家事を済ませておけば、昼間どれだけ寝ていようが、夫にわかりません。

 

妊娠中は本当に眠い人は眠い!
掃除、洗濯、料理、基本的な家事だけでもちゃんとやっていれば、好きなときに寝ていいのではないでしょうか。

睡眠の環境を整える

妊娠初期にプロゲステロンの影響を受けて、そのままずるずる夜中に熟睡できない方は、寝室の環境を整えてみましょう。
睡眠に適した環境は次のような特徴があります。

・生活音が聞こえない
・自分の好みの暗さにする
・夏は25℃、冬は15℃の室温に調節
・湿度は50%前後がちょうどいい

ほかにも寝る前に体温を上げておき、布団に入る頃に体温が下がるよう支度をすると、睡眠の質が上がります。
プロゲステロンの影響で体温が上がっている状態だと、布団に入っても体温が下がりにくく、眠りが浅くなってしまうのです。

 

就寝時間の少し前に入浴を済ませておき、体温が下がったところで布団に入りましょう。
ダラダラと起きていると体温が下がったままとなり、眠りにつくことができなくなります。
夫の帰りをまって寝る妊婦さんは、夫の夕食の支度を済ませたら入浴をして、自分の身支度を済ませたら布団に入る習慣をつけてみてください。

お風呂で自律神経の乱れを整える

自律神経が乱れると睡眠の質が悪くなってしまうことがあります。
妊娠中にホルモンの影響で自律神経が乱れているなら、入浴を使って自律神経を整えてみましょう。

 

ぬるめのお風呂に入ることで、副交感神経が優位になりリラックスできます。
熱いお湯は交感神経を刺激してしまうため、寝る前の温度としてはNGです。
副交感神経を優位にするお湯の温度とは、夏は39℃、冬は40℃くらいの熱さに調節しましょう。

 

お湯の温度で感じる心地よさは人によって変わるため、多少温度が変化しても問題ありません。
自分がちょうどいいと感じる温度に調節して、寝るために必要な副交感神経を優位にしてください。

栄養をしっかり補給

快適な睡眠を促すためには、栄養補給も必要です。
昼間眠気が強くなる理由が、夜ぐっすり眠れないことなら、眠るための栄養補給をおススメします。

 

睡眠に必要な栄養素とは、アミノ酸やビタミンB6です。
必須アミノ酸のひとつ「トリプトファン」は睡眠に必要となるメラトニンの分泌に必要となります。
トリプトファン→セロトニン→メラトニン
このようなサイクルで睡眠に必要なホルモンが分泌されます。

 

トリプトファンは肉類、納豆、バナナ、豆乳、チーズ、アーモンドなどに多くなっています。

ビタミンを摂取する

セロトニンの合成に必要となるビタミンB6も睡眠のために重要です。
トリプトファンだけではセロトニンの合成はできず、ビタミンB6があってはじめて合成できます。
セロトニンは精神の安定にも必要なホルモンですから、ビタミンB6の摂取を心がけましょう。

 

ビタミンB6は、にんにく、かつお、まぐろ、大豆食品、バナナなどに多く含まれています。
トリプトファンとビタミンB6の両方を持つ食材なら、摂取しやすいでしょう。

冷たい飲み物を飲む

どうしても寝ることができないときに眠気がおきてしまったら、冷たい飲み物を飲む対策を活用してみましょう。
なぜ冷たい飲み物で眠気が冷めるのかというと、体温の低下が止まるからです。

 

眠気がおきるのは、一度体温が上がり下がったときです。
冷たい飲み物を飲むと体が冷えたと脳が錯覚をおこし、体温の低下が止まります。
すると眠気がおさまる仕組みです。

 

妊婦さんが冷たい飲み物をガブガブ飲む方法は対策としておススメできないため、どうしても寝られないときの緊急対策法として利用してましょう。

冷たい水で顔を洗う

冷たい水で顔を洗う方法も、体を冷やし眠気を覚ます方法です。
妊婦さんは冷たい飲み物を飲むと体が冷えてしまう恐れがあるため、「冷たい水で顔を洗う」「冷たい水で手を洗う」などの対策が使えます。

歯を磨く

眠気冷ましに歯磨きをするのは、歯磨き剤に含まれるメントールの作用を利用した対策です。

 

逆に「歯磨きは睡眠を阻害する」ともいわれているようです。
イギリスの研究では、寝る前に歯を磨くとメラトニンの分泌量が落ちるという内容を発表しています。
メラトニンは眠気を促すために必要なホルモンで、寝る直前に歯を磨くのはよくない可能性があるようです。

 

昼間にメラトニンの分泌量が増えて眠気がおきているなら、歯磨きは有効だといえます。

適度な運動をする

昼間眠気が強くなってしまう場合は、眠たい衝動をこらえて運動してみましょう。
運動をすれば交感神経が優位となり、睡眠の欲求はおさえられるはずです。
適度な運動は夜の睡眠の質をアップするためにもおススメの対策となります。

カフェインを摂取する

カフェインの作用で眠気がおさまるタイプなら、1杯飲むのも対策となります。
妊娠中の女性が1日に摂取しても問題がない量は、カフェイン400mg以下です。
コーヒー1杯はカフェイン100mg以下のため、1日1~2杯程度なら問題ないと考えられます。

 

カフェインのとりすぎは利尿作用で体がだるくなり、逆に眠気が強くなるため注意しましょう。
体に効いてくるのは15分くらいで、人によっては1時間後に作用する場合もあります。
カフェインは眠気を我慢するために利用するのではなく、昼寝の前に飲んでスムーズに起きられる対策としておススメです。

外の空気にあたる

気分転換するのも眠気冷まし対策となります。
猛烈な眠気に襲われたら、買い物や散歩に出かけましょう。
外の空気に触れることによって、眠気も冷めやすくなります。

在職中なら職場に理解を求めよう

妊娠中期ならまだ在職中の方もいるでしょう。
職場で眠くなり仕事にならない場合は、上司に事情を話しておいてください。
定期的に休憩時間を設けてもらうと、仮眠をとりやすくなります。

 

眠気を我慢して仕事をしても効率が悪く、我慢は体にも悪いため、そのことを上司にわかってもらう必要があるでしょう。
女性の上司なら出産経験がなくても、わかってもらえる可能性が高いです。
「生理前になると眠いのがずっと続く」と説明すれば、何となく理解してもらえると思います。

妊娠中期の眠気はいつまで?

妊娠中期の眠気
妊娠中期に眠気が強い人が気になるのが、「いつまで眠気が続くのか?」ということです。
こればっかりは個人差が大きく、何ともいえないのが実情でしょう。
妊娠後期まで続く可能性があると思っておけば、対処もしやすくなるというものです。

妊娠9ヶ月目以降は逆に寝れなくなる

ホルモンは妊娠中にも変化していて、出産への準備へと体が変わっていくのが妊娠9ヶ月ころからです。
この時期になるとエストロゲンが増加しやすくなり、それによって眠気が浅くなると感じられます。
妊娠後期になると睡眠の質が低下しやすく、昼間の眠気がおこるのが特徴です。

 

睡眠のリズムが変わったら、もう直ぐ出産だと心構えを持っておきましょう。
夜ぐっすり寝られず昼間眠気が強いなら、お産のために体力温存として、昼寝の活用をおススメします。
あともう少しで出産ですから、できるだけ体力をつけておいてください。

 

私の場合は、妊娠中期~後期までずっと眠く、出産の時も陣痛がきた日になんとなく痛いな~と思いながらも寝ていたくらいでした。
だから起きたら既にかなり痛く、あっという間に破水して、あれよと病院に行ったら30分から1時間くらいで生まれたのでした。
結果的に陣痛を感じていたのは3時間くらい?
そんな人もいるんですよ。

妊娠中期の眠気は「なまけ」とは違う

妊娠中期に強い眠気がおきてしまっても、それは怠けているのとは違います。
ホルモンの影響や、貧血、疲れやすくなっている、自律神経の乱れなどが関係しているからです。

 

放っておいたら1日中寝続ける人もいるようですが、それも怠けているわけではありません。
妊娠中は必要だから眠気が強くなっていると考えておきましょう。

まとめ

私の実体験からいうと本当に妊婦は眠い!の一言につきます。
赤ちゃんを出産まであれだけ大きく成長させるためには体力が必要ですし、ホルモンの影響で本能的に眠るのが普通だと認識するとよいですね。
妊娠中期に眠気が強くたって、怠けているわけじゃないんですよ。

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